自動走行ロボット
2024-09-11 11:29:14

NTT ComとNTT Sports Xが自動走行ロボットでスポーツ施設管理を革新

NTT ComとNTT Sports Xが提携し、自動走行ロボットの導入を開始



NTTコミュニケーションズ株式会社(NTT Com)と株式会社NTT Sports Xは、2024年9月から、複数メーカーの自動走行ロボットを活用した新たな施設管理サービス「RobiCo(R)」を導入します。この取り組みは、東京湾に近い浦安市にあるラグビー場「浦安Dパーク」で行われます。

1. 取り組みの背景


スポーツ施設の運営は、警備や清掃、来訪者への対応、競技用設備の維持など、さまざまな業務を同時に行う必要があるため、多くの人手が求められます。しかし、これらの業務を効率よくこなせる人手を確保するのは難しく、ロボットやデジタル技術の導入が急務となっています。特に、単一のロボットだけでは多岐にわたる業務に対応しきれないため、異なるメーカーのロボットを組み合わせて使う必要があるのです。

2. 本取り組みの概要


新たなサービス「RobiCo(R)」は、さまざまな業務に適した自動走行ロボットを導入することで、施設管理者が行う業務の一部を代替することを目指しています。具体的には、以下のような業務をロボットが担います。

競技用設備の保守点検


スポーツ施設内では、定期的に巡回業務を行う必要があります。ロボットは、門の開閉確認やフィールドの残置物のチェック、競技用設備の点検などを担当し、施設管理者の負担を軽減します。これにより、管理業務に必要な時間を大幅に削減できるでしょう。

利用者への対応


試合やイベント開催時には、利用者へのサービス提供が求められます。ロボットは、ドリンクの提供など、来場者へのサービスに対応し、スタジアムの運営を効率化します。

3. 各社の役割


この取り組みの中で、NTT Comはロボットの選定から導入後のサポートまで幅広いサポートを提供します。一方、NTT Sports Xはロボットの実運用に関わる準備を行い、ユースケースの検討やフィールドの提供に努めます。

4. 今後の展開


両社は、ロボットの導入を通じて、さらに効率的な施設管理を進めていく計画です。浦安Dパークは、ロボットを実際に運用するテストフィールドとしても機能します。ロボットメーカーとの連携も進め、より多様なユースケースが検討されるでしょう。今後は他のスポーツ施設への展開も視野に入れており、ロボット技術の社会実装に貢献することを目指します。

5. イベント出展情報


2024年10月10日と11日には、ザ・プリンス パークタワー東京で開催される「docomo business Forum’24」にて、今回の取り組みを紹介する予定です。参加は無料で、展開内容の詳細は公式ウェブサイトを確認してください(公式サイトはこちら)。

このように、NTT ComとNTT Sports Xの連携によって、未来のスポーツ施設が自動走行ロボットによってどのように運営されるのかが、大いに期待されています。


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会社情報

会社名
NTTコミュニケーションズ株式会社 株式会社NTT Sports X
住所
電話番号

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