東和薬品がマスターコントロールのQMSクラウドを導入、製造管理の新時代へ

東和薬品、品質管理の革新に向けて



ジェネリック医薬品業界のリーダーである東和薬品株式会社(大阪府門真市)は、マスターコントロール株式会社(東京)から提供される「MasterControl Quality Excellence (Qx)」という品質管理(QMS)向けのクラウドソリューションを採用することが発表されました。この取り組みは、今後の製造・品質管理のさらなる向上を目指すものであり、ますます厳しくなる市場競争において重要な一歩といえます。

この新システムの導入は、最近の業界における製造や品質管理の課題を考慮したもので、コンプライアンスをより一層強化し、顧客からの信頼を得るために行われます。東和薬品では、2023年夏頃を目処にこのクラウドソリューションの稼働を開始する予定です。

マスターコントロールの役割



マスターコントロール株式会社は、グローバル市場での経験を活かし、東和薬品が目指す「徹底した製造管理・品質管理」を実現するための多種多様なソリューションを提供しています。特に、データインテグリティの課題に対する対応や、製造プロセスと品質保証のデジタル連携を推進することで、さらに高いレベルの付加価値を創出することを目指しています。

Masters Forum 2024の開催



この取り組みの一環として、マスターコントロールは「Masters Forum 2024」を2024年2月20日に開催することを発表しました。このイベントでは、ライフサイエンス業界の専門家やゲストスピーカーが講演を行い、当社CEOが『The NEXT FRONTIER』というテーマで、世界基準のQMSの方向性と将来像について語ります。このフォーラムは、製薬業界の進化を見据えた重要な機会となるでしょう。

デジタルトランスフォーメーションの推進



マスターコントロールのクラウドソリューションは、文書や記録、プロセスにおける品質や業務の管理を強化するためのビジネスプラットフォームを提供します。これにより、お客様のDX(デジタルトランスフォーメーション)を迅速に支援し、製品ライフサイクルの各段階において、データの整合性と信頼性を確保していきます。

東和薬品とマスターコントロールの提携は、これからの製造管理の新たなモデルを模索する中で、業界全体にポジティブな影響を与えることでしょう。これにより、顧客への信頼性が向上し、最終的には業界全体の競争力が増すことが期待されています。詳細については、マスターコントロールの公式サイトをご覧ください。

会社情報

会社名
マスターコントロール株式会社
住所
東京都港区赤坂1-12-32アーク森ビル21階
電話番号
050-3823-0470

トピックス(経済)

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