モビルスが生成AIプログラムに参画
コンタクトセンター向けのCXソリューションを専門に展開しているモビルス株式会社(東京・港区)は、アマゾン ウェブ サービス ジャパン(AWSジャパン)の生成AI実用化推進プログラムにおいて「モデル開発者」としての役割を担うこととなりました。この参画により、モビルスは自社が開発するAIを活用して、コンタクトセンター向けのソリューションの開発と提供を加速し、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)や顧客体験(CX)の向上を支援していく方針です。
MooAの機能を活用した取り組み
モビルスは、生成AIを基盤にしたオペレーション支援AI「MooA」の機能を拡大し、コンタクトセンターの業務効率向上や応対品質の改善に取り組んでいます。具体的には、音声認識、ナレッジ検索、回答生成という機能を融合させ、問い合わせに対する迅速で正確な対応を可能にします。これによって、顧客からの信頼を獲得し、企業の業績向上を図ります。
2024年4月には、実際のコンタクトセンターでのMooAの利用事例が公開され、応対品質が大幅に向上したことが報告されました。同年11月には、検索拡張生成技術(RAG)を採用した新機能も導入され、ますます強化される予定です。
低コスト・高セキュリティの実現
ともに、モビルスは生成AIプロダクトの研究や開発において「低コスト」「高精度」「高セキュリティ」を重視しており、コンタクトセンターの新たなニーズに対応し続けています。質の高いサービスを提供する一方で、運用コストを抑えることも企業にとって重要な課題であるため、この取り組みは特に意味があります。
生成AI実用化推進プログラムの意義
このプログラムは、生成AIを活用することで企業のビジネスイノベーションを実現するため、モデルの開発やビジネス課題の解決を支援します。「モデル利用者」向けの支援も含めて、企業のニーズに応じたサポートが提供されます。これにより、参加企業は自身の独自データを活用したカスタマイズが可能となり、効率的で具体的な解決策を得られます。
モビルス株式会社の背景
モビルスは、設立以来、顧客体験の向上を目指し、テクノロジーを活用した様々なソリューションを提供してきました。特に、問い合わせ対応を支援するAIサービス「MooA」を利用することで、多くの企業からの信頼を得ています。また、数多くの導入実績があり、業界内でのシェアが非常に高いことも特徴です。
今後の展開
モビルスは、生成AIを活用した新しい価値創造を目指して、ますます進化し続ける意向です。今後の動きに注目し、モビルスの成果が企業のDXやCXの向上に寄与することを期待しましょう。公式サイトでは、最新情報や事例が随時掲載されているため、興味のある方はぜひ訪れてみてください。
公式HP:
モビルス株式会社
生成AIサービス:
MooA
事例紹介:
株式会社NTTネクシアの活用事例