Trinkaと国際的な提携の新たな一歩
AIによるライティング支援を手掛けるTrinkaが、スペインのアンダルシア大学図書館コンソーシアムであるCBUAと、マレーシアの研究者向け団体MyRMAとのパートナーシップを結びました。これにより、両国の大学および研究機関において、AIを活用した高度なライティングサポートを提供することが可能となります。
スペインの大学との協力
CBUAに所属する10の大学は、Trinkaの法人向けプランを導入し、学生や教員、研究者にたいしてAIの力を活用したライティング支援を始めます。Trinkaは、リアルタイムの文法修正、校正、一貫性チェック、引用分析、AIによるコンテンツ検出など、多様な機能を英語とスペイン語でサポートし、研究者が高品質な論文を執筆できるよう手助けします。これにより、学術的な厳密さを追求し、出版に耐えうる論文の作成を促進するのです。
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マレーシアの研究機関との提携
一方、MyRMAはTrinkaのプレミアム機能を所属する全会員に特典価格で提供することになりました。これにより、マレーシア全体の学術水準の向上が期待されており、国際的な出版基準に沿った研究が進むことになります。
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TrinkaのCEOによるコメント
Trinkaの創業者でありCEOのシャラド・ミッタルは、次のように意気込みを語っています。「スペインのアンダルシア大学図書館コンソーシアムやマレーシア研究管理者協会から信頼をいただき、大変光栄に思います。両機関と連携し、それぞれのニーズに応える新機能を開発していきます。AIによるライティング支援を通じて、研究コミュニケーションをさらに広げ、両機関の研究が国際的にも評価されるよう貢献できればと思っています。」
Trinkaの役割と機能
Trinkaは、研究やデータプライバシーに配慮したAIライティングアシスタントです。フォーマルな文章の記述を簡潔に、かつ魅力的に行えるようサポートするため、組織向けソリューションではアクセス権の管理や既存システムとの統合、堅牢なデータ管理など、団体のニーズに応じてカスタマイズされたサービスを展開しています。
この取り組みは、学術ライティングや研究コミュニケーションのグローバルな発展に向けた重要な一歩です。今後、Trinkaはさらに多くの大学や研究機関とコラボレーションし、アカデミックライティングの質を向上させるために努めていく予定です。
エナゴのグローバルな影響
Trinkaは、エナゴが開発したものであり、世界中の研究者を支援しながら、論文執筆や出版活動をサポートしています。2005年の設立以来、125か国以上の研究者との協力を通じ、学術界の発展に寄与してきました。エナゴは、日本をはじめとする複数の国に拠点を構え、様々な専門家と密接に連携しながら、グローバルな活動を展開しています。
これからのTrinkaの活動は、国際的な学術コミュニケーションを促進し、研究者たちがより効果的にその成果を発信できる場を提供し続けることでしょう。