会員制パフェバー「Remake easy」とその魅力
近年、会員制パフェバー「Remake easy」はSNSを中心に話題を集めており、その新しいスタイルが多くの人々の心を掴んでいます。このお店は、ただのパフェを提供する場所ではなく、その背後には素晴らしい技術と美への探求があります。運営会社のRemake easy株式会社は、自社のストアマネージャーである芹田康平が2025年10月に行われる「2025ジャパン・ケーキショー東京」で大会会長賞を受賞するという快挙を成し遂げました。
受賞の背景
「2025ジャパン・ケーキショー東京」は、全国のホテルやパティスリーが技術を競う国内最大級の洋菓子コンクールです。この大会では、マジパンやチョコレート、焼き菓子といった多彩な部門が設けられ、今年のテーマは特に「美」に焦点が当たりました。芹田が出品したのは、「ピエス・アーティスティック」と呼ばれる飴細工部門で、彼の作品はその美しさと独創性において高く評価され、見事に大会の第2位を獲得しました。
彼の作った作品は、ガラスのような透明感と金属のような光沢を持つアメを使用し、花や自然をテーマにしたものです。これは単なる甘いお菓子ではなく、視覚的な美しさを重視するアートの一部としての側面を持っています。芹田自身は、「パフェとアメ細工、素材へのリスペクトをどのように表現するかという本質は同じ」と強調しています。
Remake easyの理念
Remake easyは「おいしいをずっと」というビジョンを掲げており、パティシエが安心して挑戦できる環境づくりが重要であると考えています。CEOの林巨樹は、「パティシエにとってコンクールはキャリアの証明であり、自己成長を確認する場でもある」と述べており、これを実現するために様々な支援制度を整えています。
彼らはまた、「修行と労働の垣根を越えた環境」を目指し、パティシエたちが自由に創造力を発揮できるチャンスを提供しています。具体的には、作品制作のための支援や、コンクールへの参加を通じて技術と美意識を向上させる取り組みが進められています。
今後の展望
芹田の受賞を契機に、Remake easyではより多くのパティシエがコンクールに参加し、技術や美意識を磨く為の取り組みを強化していく予定です。彼らは「食材へのリスペクト」と「美しい味の創造」という柱を基に、パフェの枠を超えた食の表現を追求していきます。
Remake easyの特徴
「Remake easy」は月替わりの限定パフェを提供し、会員のみが体験できる特別感を大切にしています。現在、札幌すすきの、渋谷、新宿、池袋、名古屋、心斎橋、博多など多くのエリアに展開し、それぞれの店舗で独特のシグネチャーパフェや旬の素材を活用した魅力的なメニューを提案しています。パフェとペアリングされたカクテルも人気で、贅沢なひとときを提供する空間が広がっています。