京都での職業体験プログラム
2025年2月26日から2月28日までの3日間、ビジネスホテル「ドーミーイン」を運営する株式会社共立メンテナンスが、中学生を対象にした職業体験プログラムを京都の「御宿 野乃京都七条」で実施します。
1. プログラムの目的と背景
この職業体験は、2019年から続けられている「ドーミーイン」の取り組みの一環として行われます。中・高校生に向けて、ホテル業界の魅力や必要なスキル、業務内容を理解してもらうことを目指しています。お客様に快適な滞在を提供するための工夫や、ホテルで働く喜びを体験できることで、今後の進路選択に役立つことを期待しています。
2. 実施内容
プログラムは次のような内容で進行されます。まずは座学で、ホテル業界や各部署の役割についての説明があります。ここでは、接客業務の重要性やホテルでの働き方の魅力を知ることができます。次に、実践的な体験としてフロント受付業務や客室のチェック、大浴場のオープン前準備を行います。
特にお客様を接客する際のマナーや心がけについて学ぶことで、実際の業務に役立つ知識を身につけることができます。最後には、朝食の試食体験も用意されており、料理に対する理解を深めるチャンスです。
3. 教育機関からの期待
今回のプログラムを受け入れる京都教育大学附属京都小中学校の職員は、中学2年生になる生徒たちが将来について考える機会になると期待されています。職業体験を通じて、働くことに対する意識の高まりや自己認識を深めることができると語りました。生徒たちが多くのことを吸収し、成長する場となることが期待されています。
4. 参加者の期待
この取り組みに関して、「御宿 野乃京都七条」の支配人である新井颯太氏は、職業体験を通して学生たちがホテル業界の実情を知り、働くことの楽しさや大変さを学ぶ貴重な機会になることを強調しました。正確なイメージや裏方の大切な役割を理解することで、将来の選択肢を広げるきっかけになることを願っています。
5. 今後の展望
共立メンテナンスは、SDGsの理念に則り、質の高い教育をすべての人に提供することを目指しています。職業体験プログラムを通じて、学生たちの職業観を育成し、日本の観光業を支える人材の育成に取り組んでいく考えです。
6. 企業情報
株式会社共立メンテナンスは1979年に設立され、寮事業をはじめとして、ビジネスホテルやリゾートホテル、シニアライフ事業など幅広いサービスを展開しています。「快適に、シンプルに、“住むホテル”」をコンセプトとし、国内外に数多くの施設を運営しています。詳細については
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