高松琴平電気鉄道がモバイルチケットサービス「QUICK TRIP」を開始
岐阜県本巣市に本社を置くレシップ株式会社は、2025年1月31日から高松琴平電気鉄道の「24時間フリーきっぷ」と「48時間フリーきっぷ」の取扱いを開始します。この新たなサービスは、観光やイベントに特化したモバイルチケットシステム「QUICK TRIP」を通じて提供されます。訪れる観光客に向け、多言語対応やダウンロード不要の利便性が大きな特徴です。
スマートフォン一つでチケット購入
「QUICK TRIP」では、専用アプリのダウンロードが不要で、SNSやウェブサービスのアカウントを使って簡単にログインできます。これにより、初めて利用する人でもスムーズにチケットを購入できます。また、対応する言語は日本語、英語、中国語(簡体・繁体)、韓国語、ベトナム語、タイ語の6種類で、外国人観光客にも対応しやすくなっています。
フリーきっぷの詳細
- - 販売開始日: 2025年1月27日(月)17:00~
- - 利用開始日: 2025年1月31日(金)
- - 24時間フリーきっぷ: 大人1,400円・小人700円
- - 48時間フリーきっぷ: 大人2,700円・小人1,350円
- - 対象路線: 高松琴平電気鉄道 全線
チケットは公式ウェブサイトから購入でき、スマートフォンに表示されるチケットを係員に見せるだけで乗車可能です。
どのように機能するのか
利用者は、購入したチケットを有効化し、スマホ画面に表示させます。通常の紙のチケットとは異なり、すぐに画面で確認できるため、紛失の心配も軽減されます。事業者側も「LECIP CMP」というクラウドシステムにアクセスし、チケットの管理や売上の確認が可能です。これにより、利便性が向上し、迅速な運営が実現します。
QUICK TRIPの利点
「QUICK TRIP」は特に観光業に焦点を当てたモバイルチケットシステムで、事業者側で簡単にチケットを作成できるような設計がされています。QRコードを使ってチケットの利用認証を行う仕組みもあり、スムーズなチェックインを実現します。また、各検索にて特有の色やデザインを使用することができ、顧客の好みに応じたチケット発行が可能です。
LECIP CMPの機能
「LECIP CMP」はモバイルチケットやデジタルサイネージ用のコンテンツを作成するためのクラウド型管理システムです。事業者はチケット発行や状況確認ができ、またデジタルサイネージを通じて最新情報を即時配信することができるため、マーケティング効果も高まります。
このように、「QUICK TRIP」と「LECIP CMP」は高松琴平電気鉄道の利用をもっと便利で楽しめるものに変えていくことでしょう。観光地を訪れる際にはぜひ活用してみてください。