足利銀行とFOLIOが共同開発した新投資サービスの全貌とは

足利銀行とFOLIO、最新のファンドラップサービスを開始

2025年6月6日、株式会社足利銀行（以下、足利銀行）と株式会社FOLIO（以下、FOLIO）の共同開発によるファンドラップサービス「あしぎん投資一任サービス STORY」が始まります。この革新的なサービスは、足利銀行のお客さま向けに、FOLIOの提供する投資一任プラットフォーム「4RAP」を活用したものです。ここでは、この新サービスの詳細や特徴についてご紹介します。

新サービスの目的とキャッチフレーズ

「あしぎん投資一任サービス STORY」の最大の特徴は「未来の物語をともに描く」というキャッチフレーズのもと、ユーザーの長期的な資産成長を支援することです。このファンドラップサービスでは、足利銀行の投資信託口座を利用し、クライアントのライフスタイルや資産状況を考慮した価値あるポートフォリオを提供します。具体的には、資産運用プランの設計からフォローアップに至るまで、足利銀行の専門家が丁寧にサポートします。

独自の運用コース

多くのファンドラップサービスでは、利用者一人ひとりに対して一つの運用コースが提供されることが一般的ですが、「あしぎん投資一任サービス STORY」では、利用者の資金の性質や目的に応じて複数の運用目標を設定することができます。これにより、ユーザーは自身の資産目標に最適な運用コースを選択し、より柔軟な資産運用が可能になります。具体的な運用コースには、以下の2つがあります。

1. ベーシックコース

このコースは、ノーベル賞受賞者が提唱した現代ポートフォリオ理論に基づいた運用アルゴリズムを用います。具体的には、米国株式や先進国株式、新興国株式、米国債券など8種類のグローバル資産に分散投資を行います。さらに、お客さまのリスク許容度や投資目的に応じて、5つの運用スタイルから選べるオプションも用意されています。

2. AIコース

このコースは、AIが市場データを分析・予測することで投資パフォーマンスを最大化することが目指されます。AIによる自動運用は、相場の変動に応じて动态に投資配分を調整し、リターンの最大化を図ります。FOLIOは、2020年にリリースしたAI投資「ROBOPRO」のノウハウを生かし、さらなる進化を遂げた資産運用サービスの提供を行っています。

投資プラットフォーム「4RAP」の特長

FOLIOの投資一任プラットフォーム「4RAP」は、運用基盤システムと運用商品を一体化し、ワンストップで提供します。このプラットフォームは、自社の顧客向けに投資一任サービスを提供する際に活用される、非常に信頼性の高いSaaS型システムです。また、導入先の金融機関は様々な運用業者を選ぶことが可能で、それぞれのニーズに応じたサービス設計が可能になるのです。

FOLIOホールディングスについて

FOLIOホールディングスは「明日の金融をデザインする」というミッションを掲げ、新しい金融ソリューションの創出に取り組んでいます。一般の方や金融機関に向けて、多様な金融商品やサービスを展開しており、その中には資産運用に関する多くのソリューションも含まれています。今後も技術力と創造力を駆使し、未来に向けた新しい金融サービスの提供を目指していくでしょう。

まとめ

「あしぎん投資一任サービス STORY」は、足利銀行とFOLIOが共同で開発した革新的なファンドラップサービスです。資産管理のパートナーとして、個々のニーズに寄り添った運用プランを提供するべく、新しい時代の資産運用の形を提示しています。今後、このサービスがどのように進化し、ユーザーに新たな価値を提供していくのかに注目です。