クラウドファンディング1400万円達成!愛知と東京の新たなモノづくりの挑戦
東海地方の製造業と若手デザイナーによるコラボ企画『AICHI DESIGN VISION』が注目を集めています。このプロジェクトは、コロナ禍にあった2020年に立ち上げられ、モノづくりの新たな潮流を生み出すことを目的としています。合計で14,804,400円という支援を集めたこのプロジェクトの裏には、多くの困難とチャレンジがありました。
AICHI DESIGN VISIONとは?
このプロジェクトは、(株)AMNが企画したもので、東海地方のモノづくり企業と東京都内の若手デザイナーが協力して新商品を開発するものです。「アフターコロナの暮らしを楽しくするモノ」をテーマにして、4つのユニークな商品が完成しました。また、クラウドファンディングサイト『Makuake』においては、2,073名の応援サポーターが集まり、大成功を収めました。
立ち上がりの経緯
AICHI DESIGN VISIONは、2020年4月に企画が始まりました。当初、100社以上の企業に参加を呼びかけましたが、ほとんどが難色を示しました。「コロナの影響下で、本業に集中しなければならない」との理由です。しかし、逆境の中で仲間を探し、6社が参加を決意しました。さらに、デザインコンペで受賞歴のある6名の若手デザイナーが集まり、意欲的な製品開発が始まりました。
オンラインでの新しい連携
開発の打ち合わせは、Zoomなどのオンラインツールを駆使して行われました。コロナ禍という背景もあり、通常対面で行われる打ち合わせを避け、1度の工場見学のみで商品を完成させました。この新しい働き方により、4ヶ月という短期間で開発を終えることができました。
クラウドファンディングの驚異
クラウドファンディングでは、初日から3商品が目標金額を達成し、わずか4日間で全ての商品が目標を大幅に上回る結果を収めました。350件を超える応援コメントが寄せられ、地元企業の活動への支持が確認されました。ここでは、商品の開発者たちの想いが語られ、地域への愛着やプロジェクトへの期待が伝えられました。
注目商品紹介
1. COBITSU
炊き立てご飯を冷凍し、後で電子レンジで温め直し、出汁の香りを楽しめる商品です。大垣の企業が手がけ、食卓を華やかに彩ります。
2. 十年急須
自動車部品製造技術を駆使した軽量で割れない急須。500mlの大容量と高い保温性を実現しました。オフィスでも自宅でも、リラックスした時間を提供します。
3. OOPARTS-001
金属から削り出された開梱ナイフ。美しさだけでなく、機能性も兼ね備えています。外出の難しい今、通販生活を楽しくします。
4. corncob
親子で組み立てができる段ボール製スツール。リサイクル可能で、家族の思い出を作るアイテムです。
終わりに
『AICHI DESIGN VISION』は、困難な時代の中で新たなモノづくりと地域活性化の可能性を示しています。今後の展開にも多くの期待が寄せられています。このプロジェクトの詳細や商品情報は、公式サイトから確認できるので、ぜひ訪れてみてください。
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