Netskopeが新たに提供するAIセキュリティソリューション
Netskope Japan(本社:東京都千代田区)は、新たなAIセキュリティソリューション「Netskope One AI Security」を発表しました。このプラットフォームは、AIエコシステム全体を可視化・保護するための機能を提供し、最近急速に普及している生成AIのリスク管理を強化するものです。Netskope One AI Securityは、さまざまなAIアプリケーション、エージェント、ツールに対するリアルタイムの制御と可視化を実現します。それにより、企業が自社データを安全に管理するための新しい基盤が構築されます。
背景と課題
日本国内におけるAI導入は年々拡大しており、現時点で日本の多くの企業が従業員に対して生成AIを利用させています。しかし、この際に発生するリスクも後を絶ちません。Netskopeの調査によれば、現在、日本の企業では生成AI関連のデータポリシー違反が月500件以上発生し、これは世界平均の約2倍にあたります。また、これらの違反の半数近くが機密データに関連していることから、企業はこの新たなリスクに直面していることが明らかです。従来のセキュリティ対策ではAIによるデータの流出や不適切な利用を完全には防ぐことができず、これがさらなる課題となっています。
「Netskope One AI Security」の主な機能
Netskope One AI Securityは、以下の主要な機能を提供します。
1.
Netskope One Agentic Broker: すべてのAI伝達に関して可視性を持たせ、リスクの低減に貢献することを目的とした機能です。これにより、エージェント型AIとの安全なやり取りが可能になります。
2.
Netskope One AI Guardrails: AI固有の脅威を防ぐためのコンテンツモデレーションツールが含まれています。これにより、組織は生成AIを責任を持って利用できるようになります。
3.
Netskope One AI Gateway: 自社のプライベートAIアプリにセキュリティポリシーを適用し、監視することが可能です。
4.
Netskope One AI Red Teaming: 攻撃者を想定したシミュレーションを実施し、脆弱性を明らかにし、安全性を向上させます。
このように、Netskope One AI Securityは、包括的な視点からAI関連のセキュリティを確立するための新たなソリューションです。
新たな可能性と展望
急速なAIの普及とともに、企業のAI関連支出はIDCによると今後数年で急増すると予測されています。そんな中で、Netskope One AI Securityの導入は企業にとって極めて重要です。権田裕一氏(Netskope Japanのバイスプレジデント兼カントリーマネージャー)は、「AI時代において、企業に求められるセキュリティ基準はこれまで以上に重要です」と述べています。
これからのビジネスは、AIの力量を最大限に引き出しながら、セキュリティのリスクを管理することが求められます。Netskope One AI Securityは、その実現に向けた強力なサポートを提供することになるでしょう。今後の我々の生活やビジネス環境において、このプラットフォームがどのように役立つのか、期待が高まります。AIの時代を迎えるにあたり、Netskopeの新たな技術が企業にとって立ち上がる鍵を握っているのです。