和菓子の未来を覗く「本和菓衆 2019」
和菓子の魅力を再発見できるイベント「本和菓衆 2019」が、銀座三越で開催されます。このイベントは、国内の老舗和菓子店の若旦那たちが集結し、新たな和菓子のスタイルを提案しています。昨年でその活動が6年目を迎え、今年は7回目の開催となります。
新しい和菓子の可能性を創造する
「本和菓衆」は、トレンドの創出というよりも、扉を開くような新しいコンセプトを提示することを目指しています。和菓子の未来を考え、商品を開発した職人が自ら売り場に立ち、直接消費者と対話するこのイベントは、まさに和菓子の進化を感じることができる場なのです。
注目の出展者たち
今年の出展者は、山形県の乃し梅本舗 佐藤屋、埼玉県の亀屋、そして富山県の大野屋など、各地の珠玉の和菓子店が集まります。彼らが新たに仕上げた和菓子は、視覚的な美しさだけでなく、味わいでも極めて高い水準に達しています。
商品紹介
「空ノムコウ」 1296円(税込)。甘さ控えめで、銀河や海をイメージした華やかな錦玉。気泡を活かした宝石のような一品は、見た目も楽しめます。
「NOT COOKIE」 1620円(税込)。多彩なフレーバーが楽しめるユニークなせんべい缶は、オシャレなアイテムとしても注目を集めています。
「高岡ラムネ」。可愛らしい見た目の落雁木型のラムネ菓子は、子供から大人まで楽しめる新しい和菓子です。
「小江戸おもてなしきみしぐれ」。青い卵から生まれる一口和菓子で、江戸時代の伝統を現代に橋渡しします。
イベントの詳細
「本和菓衆 2019」は11月6日(水)から11月12日(火)まで、銀座三越で開催されます。時間は午前10時から午後8時までです。和菓子ファンにはたまらないこの機会に、ぜひ足を運んでその魅力をご体験ください。
和菓子文化の継承と発展
「本和菓衆」は、全国の老舗和菓子店が手を取り合い、未来の和菓子に新しい風を吹かせることを目指しています。第6回の開催を経て、今年は新たに2店舗が加わり、さらなる進化が期待されます。
本イベントは、和菓子の新しい可能性を探るだけでなく、参加する職人たちがそれぞれの文化と情熱を持ち寄ることによって、日本の伝統文化の重要性を再確認する契機にもなっています。
みずみずしい和菓子の世界は、見ても楽しく、食べても嬉しい、まるでアートのような一面もあります。ぜひ、この機会に「本和菓衆 2019」の会場を訪れ、和菓子の未来を感じてみてください。