DE&Iイベント報告
2024-12-16 13:17:17

多様性と楽しさをテーマにしたDE&Iイベント開催報告

多様性と楽しさをテーマにしたDE&Iイベント開催報告



2024年12月12日、東京で株式会社オリィ研究所と株式会社ヘラルボニー、株式会社大広、株式会社SIGNINGの共催により、「DE&Iの壁を超えるカギは“FUN”」をテーマにした体感型イベントが開催されました。この取り組みは、参加者に多様性、公正性、包含性(DE&I)を学び、また楽しむ機会を提供するもので、多くの企業から24名が参加しました。

FUNclusion Reportの提案



イベントに先立ち、SIGNINGと大広は12月3日に発表した「FUNclusion Report」において、ポジティブな気持ちを起点にDE&Iを自分のこととして理解することができる「FUNclusion」という新しい考え方を提唱しました。このレポートによると、実に7割のビジネスパーソンがDE&Iに対して難しさを感じていることが判明し、その解決策として「FUNclusion」を深く理解する機会を提供する必要があるとしています。

イベント当日の様子



トークセッション



当日は、ヘラルボニーとオリィ研究所から計3名が登壇し、「多様でポジティブなまざりあい」をテーマにトークセッションを行いました。参加者は、トークの中で「個に目を向けること」と「FUNを起点にまざりあうこと」の2つについて意見を交換しました。特に、分身ロボットカフェでの経験を通じて、多様性を求めるためには心の動きを大切にすることが重要であることが強調されました。中でも、OriHimeパイロットのさえちゃんは自身の視点を語り、参加者との交流が多いに持たれました。

カードゲームでの体感



トークセッションの後、参加者はカードゲームを通じて多様性を実感しました。役割カードを引いた参加者は、音が聞き取りづらい、手先が不自由といった状態を模擬しながら、OriHimeパイロットと共にゲームを進めました。ゲームを通じて、どのようにして異なる背景を持つ人たちと楽しめるかを試行錯誤しました。

グループワークでの学び



最後に、参加者同士のグループワークが行われ、各自の「ちがい」を深掘りするワークショップが実施されました。「時間」「感情」「関係性」という観点から、参加者はそれぞれの経験を共有し、理解を深める機会となりました。イベントの最後には、参加者同士がすっかり仲良くなった様子が見られ、和やかな雰囲気の中で終了しました。

参加者の感想



ヘラルボニーの菊永氏は、参加者が「個」を重視し、「FUN」を通じた交流を促す重要性を強調しました。また、オリィ研究所の相嘉氏は、参加者が現場に戻った際の実践への期待を示しました。さらに、さえちゃんは「楽しい」という感情が新たな出会いや体験を生み出すことの重要性を述べました。

このように、DE&Iに関する理解が深まり、実践につながる期待を感じさせる充実したイベントとなりました。今後も、こうしたカギとなる経験をさらに広めていくことで、誰もが参加しやすい社会を実現していきたいものです。


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会社情報

会社名
株式会社オリィ研究所
住所
東京都中央区日本橋本町3-8-3日本橋ライフサイエンスビルディング3
電話番号

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