アガサ代表・鎌倉千恵美が「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2025」を受賞!
2024年11月30日、東京で開催された「WOMAN EXPO 2024 Winter」において、アガサ株式会社の代表取締役社長、鎌倉千恵美氏が「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2025」を受賞しました。この特別なアワードは、働く女性たちのロールモデルを示し、活躍した女性に光を当てるものです。 鎌倉氏を含む9名の受賞者が、多様な業界で顕著な功績を残したとして表彰されました。
受賞の背景とコメント
鎌倉千恵美氏は「この名誉ある賞をいただけて、心から感謝の気持ちでいっぱいです」とコメントし、受賞の栄誉を謙遜しながら受け止めました。また、医療分野における新薬の使用状況についても言及し、日本国民が抱える深刻な課題を指摘。日本では新薬の7割が使用できない現状に対し、自らの存在意義を強く感じているようです。
日本の医療業界とその課題
日本には医療先進国としてのイメージがありますが、臨床試験の高コストと低スピードが、新薬承認の壁となっています。この問題の影響で、海外の製薬企業はコストが抑えられる他国で臨床試験を実施する傾向にあり、日本市場に新薬が導入されにくくなっています。この課題を解決すべく、鎌倉氏はアガサを創業。彼女のビジョンは、テクノロジーを通じて臨床試験のプロセスに革新をもたらし、新薬をより早く患者に届けることにあります。
アガサの成長と成果
アガサが開発したSaaSプロダクトは、臨床試験において多くのドキュメントを管理し、約80%のコスト削減を成功させています。設立から約10年が経過し、今や国内トップシェアを誇り、16カ国に展開するまでに成長しました。今後もAIやデータを活用した新機能を開発し、臨床試験の効率化に寄与することが期待されています。
今後への決意
受賞を通じて、鎌倉氏はアガサが真摯に社会課題に取り組み続ける姿勢を評価されたと述べています。また、アガサの日本・フランス・アメリカのチームの努力と支えに感謝し、今後も社会の課題解決に貢献する意志を表明しました。このような優れた女性たちを輩出することは、社会全体にとって意義深いことです。そして、この受賞を新たな出発点として、鎌倉氏はさらなる高みを目指すことでしょう。
「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」とは
「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」は1999年から毎年行われているアワードで、働く女性の活躍を称えると共に、組織や業界の中で埋もれがちな個人の業績を際立たせることを目的としています。この賞を受賞したことにより、鎌倉氏がより多くの女性や若者たちにとってのロールモデルとなることが期待されています。
この受賞を祝福しつつ、今後もアガサが医療界での革新を促進し、世界中の人々に健康で幸せな未来を提供することを望んでやみません。