極微量分析サービス開始
株式会社日吉は、半導体産業におけるニーズに応えるため、新しい「極微量分析」サービスを開始しました。これは、特に高純度薬液の品質保証に重要な役割を果たします。具体的には、元素分析において1μg/L(ppb)以下の極めて低濃度を対象にした分析技術です。半導体製造においては、有機溶剤や無機工業薬品に微量でも存在する金属元素が不純物として性能に悪影響を及ぼすため、高純度薬液の利用が求められます。
極微量分析の重要性
極微量分析は、薬剤や薬品、溶媒中に含まれる金属不純物の管理をサポートするために不可欠です。具体的には、最新のトリプル四重極ICP質量分析装置(ICP-QQQ)と、ISOクラス1に準じたスーパークリーン環境を使用することで、1μg/L(ppb)から1ng/L(ppt)の高感度・高精度な分析を行います。 ISOクラス1は、1立方メートルあたり0.1μm以上の粒子が10個以下であることを示しており、極めてクリーンな環境です。
どのような方におすすめか
このサービスは、特に以下のような方々に適しています。
- - 低濃度の薬品や溶媒を使用したい企業
- - 自社で分析装置を導入したくないが、数値を知りたい方
- - 試作品の分析を行いたい企業や研究機関
株式会社日吉について
株式会社日吉は滋賀県近江八幡市に本社を構え、環境分析や工業薬品の販売を行っています。近年は、インフラ施設の維持管理や環境保全事業にも取り組み、社会に貢献する企業として注目されています。創業は1958年で、現在の社長は鈴木正氏です。
お問い合わせ方法
この新しいサービスについての詳細やご質問は、以下の方法でお問い合わせいただけます。
株式会社日吉は、高感度分析を提供することで、半導体業界の品質向上に寄与していきます。今後のサービス展開から目が離せません!