KDDIグループが教育サービスの新展開
KDDIグループのイーオンホールディングスが、atama plus株式会社と提携して新たな教育の形を提案しています。2024年6月より全国に「atama+塾」を40校舎開校する計画が発表されました。この新たな試みは、AIを活用した個別化された学習を提供することが特徴です。
atama+塾の特色
atama plusは「教育に、人に、社会に、次の可能性を。」をミッションに掲げており、一人ひとりに合わせた学習カリキュラムを作成するAI教材「atama+」を開発しました。これにより、全国の塾・予備校で利用される教育の質を向上させています。
「atama+塾」は、生徒が自分のペースで学習を進められる定額制の通い放題プランと、AIと教師の連携による個別最適学びの仕組みを導入しています。これにより、従来のモデルでは実現できなかった新たな学びのスタイルが生まれます。
フランチャイズ展開の背景
イーオンホールディングスは、少子化の進行やデジタル教育の需要に対応するため、教育サービスの多様化を進めています。atama+塾の導入は、この背景の中で生まれたものであり、全国のイーオン、アミティー校舎に併設されるか、単独で運営される予定です。
この新しい塾では、生徒の学習スタイルに合わせて、より個別化された指導が行われるため、各自の目標達成への道筋が明確になります。また、イーオン、アミティーの教室の運営ノウハウを活用することで、効率的かつ効果的な教育環境が整えられています。
両社の思い
イーオンホールディングスの代表、塚田俊文氏は、グループ全体を通じて「未来へとつながる学習機会の提供」を目指していると述べています。atama plus社の稲田大輔CEOも、AIを活用することで、個別最適な学びを実現し、生徒一人ひとりの未来を共にサポートしていくという意気込みを示しています。
未来の教育を切り拓く
atama+塾は「自分の未来を、自分の学びで。」というコンセプトを掲げ、生徒が主体的に学びに向かう環境を提供します。今後の教育において、デジタルと人間教育の融合がますます重要になる中で、atama+塾はその先駆けとなるでしょう。
これからの40校舎の展開により、全国の子どもたちが新たな教育の形にアクセスできることが期待されます。力強いパートナーシップを通じて、両社は教育界に新しい風を吹き込み、次世代の人材を育成することを目指しています。
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