大麦粉普及プロジェクト
2022-02-09 09:42:40
健康的な食生活をサポートする大麦粉普及プロジェクトの始動
大麦粉普及プロジェクトの立ち上げ
イネ科植物の一種である大麦は、日本の食文化に深く根ざし、200年以上にわたり私たちの食卓を彩ってきました。しかし、近年、その健康効果に注目が集まり、2015年頃から大麦の消費が急速に増加しています。炊飯時に米とともに炊いたり、ぷちぷちした食感でサラダのトッピングに用いるなど大麦の新しい食べ方が確立されつつありますが、さらなる普及を目指す動きが始まっています。
このたび、一般社団法人全国米麦改良協会が中心となり、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)や全国精麦工業協同組合連合会と協力して「大麦粉普及プロジェクト」を始動。国産大麦の新たな需要を生み出すことを目的とし、大麦粉の魅力を広めていきます。
大麦粉の利点と健康効果
大麦粉は通常の小麦粉の代わりに使うことで、低糖質かつ食物繊維を豊富に含む食事を実現します。具体的には、
1. 多くの主食で食物繊維を摂取: パンや麺類が低糖質になり、食物繊維が摂れます。
2. 揚げ物が軽い食感に: サクサクとした軽い揚げ物が楽しめます。
3. 新たな食感のパンや麺類: パンは香ばしく、麺はもちもちした食感が味わえます。
これらの効果は、健康維持に欠かせない食物繊維を手軽に摂取できることから、特に注目されています。大麦粉の食物繊維量は白米の約20倍、さらにビタミンB群やミネラルも豊富です。
新サイトとレシピブックの公開
プロジェクトの一環として、特設サイト「おいしさは健康~大麦粉がもたらす新習慣~」がオープンしました。また、2月17日にはレシピブック「おうちで作る大麦粉料理:低糖質、食物繊維たっぷりでおいしい!」が出版予定です。料理研究家やパティシエらが参加し全72品のレシピを紹介。ピッツァやたこ焼き、餃子、パン、スイーツなどバラエティ豊かなメニューが揃います。
さらに、同日からECサイト「cotta」内に特別サイトを設け、大麦粉のサンプリング企画も実施予定です。
大麦粉で新しい食習慣を
食物繊維は健康づくりに不可欠ですが、現代人の摂取量は十分ではありません。大麦粉を料理に取り入れることで、手軽に健康的な食事が実現し、これまでにない新たな食習慣を提供します。
大麦粉普及プロジェクトは、今後も国産大麦の消費促進を応援し、皆さんに美味しい大麦粉料理を楽しんでもらえるよう活動を続けていきます。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人全国米麦改良協会
- 住所
- 東京都千代田区紀尾井町3-29 日本農業研究所ビル内
- 電話番号
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