カスハラ対策ガイドライン
2025-05-15 14:29:56

企業のカスハラ対策に新たなガイドラインが登場!取引先への配慮を強化しよう

企業のカスハラ対策に新たなガイドラインが登場!



企業の危機管理を支援する株式会社エス・ピー・ネットワークは、2025年5月15日より『カスハラ加害者にならないための取引先等に対するガイドライン』の提供を開始すると発表しました。このガイドラインは、取引先とのトラブルを未然に防ぐため、従業員が行うべき行動について明確に指針を示すものです。

背景と目的


日本では、カスタマーハラスメント(通称カスハラ)が深刻な社会問題となっています。悪質なクレームや迷惑行為が増える中、法律も改正され、企業は従業員に対して顧客だけでなく、取引先に対してのカスハラ防止策を実施することが求められています。

特に、2025年4月には東京都で カスハラ防止条例が施行されることが決まっており、企業は社会的責任を果たすためにこのガイドラインを導入する必要があります。エス・ピー・ネットワークでは、すでに販売している「カスタマーハラスメント対応マニュアル」を補完する形で、新たなガイドラインを発表しました。

ガイドラインの特徴


取引先へのカスハラ行為の具体例


本ガイドラインでは、取引先に対してカスハラとなり得る行為を詳細に取り上げています。一例として、"相手方に非がないにもかかわらず、こちらの意向に従わせようとする行為" や、"先方に非がある場合にそれを持ち出して、過剰な要求をする行為" が挙げられます。これにより、従業員が何をしてはいけないのかを理解しやすくしています。

社内での相談窓口設置


改正法案では、カスハラに関する相談を行ったことを理由に不利益を受けることが禁止されるほか、カスハラ相談への対応も事業者に求められます。このため、ガイドラインには社内での相談窓口の設置を推奨する内容も含まれています。これにより、従業員が安心してカスハラに関する問題を相談できる環境を提供します。

私生活での教育も重要


新しい法律では私生活に関する教育が明記されていないものの、企業のコンプライアンスの観点から、従業員が私生活でもカスハラ行為をしないよう教育する必要があります。ガイドラインには、一般消費者としての行動においてカスハラ加害者にならないための指針も含まれています。

提供されるサービスの詳細


本ガイドラインは全7ページから成り、Wordファイル形式で納品されます。料金は、「SPクラブ」会員企業は10万円(税別)、非会員は15万円(税別)で提供されます。特に「SPクラブ」は、企業の危機管理体制の構築を目的とした会員組織であり、継続的なサポートを提供します。

まとめ


カスハラ問題は、全国的にも関心が高まっているテーマです。企業としてこのガイドラインを活用することは、取り分け取引先との信頼関係を強化する大きな一歩となるでしょう。これにより、社内のコンプライアンス強化とともに、外部からの信頼性の向上にも寄与することが期待されます。


画像1

会社情報

会社名
株式会社エス・ピー・ネットワーク
住所
東京都杉並区上荻1-2-1Daiwa荻窪タワー
電話番号
03-6891-5556

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。