東横インが地元を支える新たな試み
株式会社東横インは、子どもたちに夢を与え、地域の活性化を目指して様々な活動を展開しています。この一環として、2025年5月から大阪府東大阪市に位置する「東横イン東大阪scrum」で、地域交流を目的とした「こども食堂」を定期的に開催することが決まりました。
こども食堂の背景と目的
今回の「こども食堂」は、孤食を解消し、地域住民が集まる場を提供することを目的としています。東横イン東大阪scrumの山本施設長は、「地域との共生」を掲げたこの取り組みが、未来の地域社会へとつながる架け橋となることを願っています。また、地元の大学生の協力を得て、子どもたちとの交流を通じて地域の結束を高める計画も進めています。
地元大学生とのコラボレーション
「こども食堂」開催の協力者として、大阪樟蔭女子大学の健康栄養学部に所属する学生たちが、グルメ同好会を結成し、食事メニューの考案や内装にアイデアを提供しました。学生たちはキッチンでの作業やレクリエーション企画も手がけ、実際に子どもたちと接する中で、楽しい時間を提供しています。
子どもたちの笑顔と動き出す地域
食堂では、月ごとに異なる楽しいイベントが行われています。第1回目は「100万人のクラシックライブ」によるコンサート、第2回目は紙芝居の読み聞かせ、第3回は絵本の読み聞かせを予定。これらの企画を通じて、初対面の子どもたちが遊びながら絆を深める姿を見ることができ、その意義を改めて感じています。親子で次回の予約をする様子も見られ、着実に地域への浸透を図っています。
こども食堂の概要
「こども食堂」は毎月、土曜日に開催しています。会場は東横イン東大阪scrumの2階で、各回20名を定員とした予約制です。小学6年生以下は無料で利用可能、中学1年生以上は100円の料金が設定されています。
今後の開催日は8月16日、9月6日、10月4日、11月1日等が予定されています。
東横イン東大阪scrumについて
「東横イン東大阪scrum」は、東横インが初めてホテル以外で運営を手がける複合施設で、コインランドリー、イタリアンカフェ、保育所、リネン工場が併設されています。花園ラグビー場が近く、ラグビーの街として知られる地でもあるため、この名称が付けられました。
未来に向けた取り組み
地域と連携し、持続可能な社会を目指す東横インは、こども食堂を通じて地域とのつながりを深め、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みを加速させる意向を持っています。地域の活性化、子どもたちの未来のために、今後も積極的に活動を続けていく所存です。
ご興味のある方は、ぜひイベントへの参加をお待ちしております。