子どもたちに無料でサッカーを楽しむ場を提供する新プロジェクト始動!
認定NPO法人love.futbol Japan(ラブフットボールジャパン)は、子どもたちが格差なく無料で遊べるミニサッカーコートを展開するプロジェクト「Safe place to play ~地域の仲間と子どものサッカーの居場所をつくる~”の活動を開始しました。このプロジェクトは、サッカーを通じて子どもたちの遊ぶ場を確保し、安心して過ごせる環境を提供するものです。
プロジェクトの背景と意義
近年、日本では子どもたちが自由に遊べる場所が減少しています。公園や学校でボール遊びができる機会が少なくなり、経済的な理由からスポーツを楽しめない家庭も増えてきました。こうした問題に対処するため、愛フットボールジャパンは、全国各地の仲間とともに、ミニサッカーコートを作成する活動を始めました。特に、経済的困難や社会的格差を理由にスポーツを断念せざるを得ない子どもたちに救いの手を差し伸べることに意義があります。
love.futbolの実績
love.futbolは米国本部を持つNGOで、過去20年間にわたり、地域コミュニティと協力して70以上のスポーツコートを開設してきました。日本支部も具体的な活動を展開しており、2022年には神奈川県でミニサッカーコートが開設されています。また、サッカー選手たちと連携し、経済的な助けが必要な子どもたちへの支援プログラムも実施しています。
「Safe place to play」プロジェクトの概要
このプロジェクトでは、子どもたちが誰でも無料で安全に遊べるミニサッカーコートの設置を目指します。そのために必要な要素、すなわち「資金調達」「土地」「新たな仲間」を集めるための特設フォームを用意しました。このフォームを通じて、全国各地から情報を集め、地域の協力者と連携してコートを作るプロセスを進めていきます。
加藤代表は、「現在、子どもたちが自由に遊べる場所は少ないため、このプロジェクトが重要だと感じている。地域の大人たちと共に、子どもたちのための場を確保したい」と語ります。彼自身も親として、子どもたちの遊び場の必要性を強く実感しているようです。
子どもたちを支援する風土を創出
新たに始まる「Safe place to play」プロジェクトは、単にサッカーコートを作るだけにとどまらず、地域のコミュニティを形成する取り組みも含まれています。これにより、子どもたちだけでなく、大人たちも一緒に地域を支え合う精神が生まれることを目指しています。コートの設置と運営を通じて、地域社会全体が協力し、支えあう風土を育てていくことが期待されています。
企業との連携
現在、ラブフットボールジャパンではプロジェクトの活動を後押しする企業パートナーも募集しています。企業の協力を得ることで、より多くの活動資金とネットワークを確保し、子どもたちに安全で楽しい遊び場を提供する道が開けるでしょう。
未来の展望
子どもたちが自由にスポーツを楽しめる環境を提供することは、彼らの心身の健全な成長に寄与します。ラブフットボールジャパンの活動が全国で広がり、多くの子どもたちが参加できる居場所を創出することができるよう、私たちもその動きを支援していきたいと思います。新しいボールを追いかける子どもたちの笑顔が増えることを願っています。今後も、地域の仲間とともに活動を推進していきます。