アルバイト求人サイト『エンバイト』を運営するエン・ジャパン株式会社が、サイトユーザー1100人を対象に「遅刻・欠勤の伝え方」に関するアンケートを実施しました。
調査結果によると、遅刻・欠勤の主な理由は「体調不良」がトップで、次いで「交通機関の影響」という結果になりました。
連絡手段については、依然として「電話」が主流ですが、近年では「LINE」も利用者が増加しており、特に若い世代では「LINE」での連絡が好まれやすい傾向が見られました。
年代別に見ると、電話での連絡は20代では56%なのに対し、30代では71%、40代以上では73%と、年齢を重ねるにつれて電話での連絡を好む傾向が見られました。
具体的な理由としては、電話の方が簡潔に伝えやすく、会社に電話すれば必ず誰かが電話に出るので確実に連絡ができるという意見が多く見られました。一方、LINEを選んだ理由としては、状況を整理して伝えやすい、体調不良や交通機関利用中の場合、電話ではない方が有り難いなどの意見がありました。
また、調査では9割以上のユーザーが「遅刻・欠勤の際は、いち早く連絡することが重要」と考えていることも明らかになりました。
今回の調査結果は、アルバイト先での遅刻・欠勤連絡に関する現状を把握する上で非常に参考になる情報と言えるでしょう。特に、近年ではスマートフォンが普及し、LINEなどのメッセージアプリでの連絡が一般的になってきていますが、年齢層によって連絡手段の好みが異なる点には注意が必要です。
アルバイト先では、遅刻・欠勤連絡に関するルールを明確に定め、従業員全員が理解できるように周知することが大切です。また、従業員が安心して連絡できるような環境を作ることも重要です。