鳥取県琴浦町の新しい特産品「グランサーモン」試食会の報告
2024年11月21日、鳥取県琴浦町にて「とっとり琴浦グランサーモン」をテーマにした試食会が行われました。このイベントには、地元の飲食店が創造した11品が出展され、集まった60名の参加者たちを楽しませました。今回は、この試食会の様子や琴浦グランサーモンの魅力について紹介します。
地元の飲食店が腕を振るった料理
試食会に参加したのは、琴浦町内の9つの飲食店。その料理は、サーモンの美味しさを引き立てる「サーモンの昆布しめ押し寿司」や、見た目も鮮やかな「サーモンネギトロ丼」など、まさに多彩なメニューでした。それぞれの店舗が趣向を凝らし、参加者はその新鮮な味わいに驚きと感動を覚えました。今後、琴浦町が誇る特産品としての地位も確立されることでしょう。
とっとり琴浦グランサーモンの魅力とは
琴浦グランサーモンの最大の特徴は、その品質と味わいにあります。通常のサーモンよりも脂っこさを抑えつつ、しっかりとした風味を持ち、様々な料理に対応できる万能さが評価されています。刺身や寿司、焼き魚はもちろん、アレンジ次第で創作料理にも変身します。
このサーモンは、完全陸上養殖で育てられ、大山の清らかな伏流水を使うことで衛生面にも配慮されています。また、虫などの心配がなく、安全に楽しめることも大きな魅力の一つです。日々の安定供給が可能なため、地域の料理シーンにおいて大活躍しているのです。
地元との連携によるプロモーション活動
試食会の成功を受けて、琴浦町の関係者は「まずは地元の方々に琴浦グランサーモンを楽しんでもらい、その魅力を県外へ広めていきたい」と抱負を語りました。特に、参加飲食店によって立ち上げられた「琴浦グランサーモン店主会」では、地元の魅力を広めるためのPR活動やイベントへの参加などが検討されています。
2025年以降には、県外への積極的なイベント参加やさらなるプロモーションを通じて、琴浦グランサーモンの知名度を高めていく計画です。この取り組みは、町内の飲食店の店主たちが連携して行うもので、冷凍加工をせずに新鮮な状態で提供できる点が、地域の新しい名物として期待されています。
今後の展望
琴浦グランサーモンの養殖はすでに7年目を迎え、地域全体での取り組みが進行中です。このサーモンが持つポテンシャルを活かし、琴浦町は今後ますます観光名所として脚光を浴びることでしょう。試食会でのリアルな体験を通じて、地域の人々とともに琴浦グランサーモンの魅力を発信していくことが求められています。
取材・お問い合わせ先
鳥取県琴浦町観光協会
担当者:柳澤裕美
電話番号:0858-55-7811(受付時間9時~17時15分)
公式サイトでさらに詳細を確認できます。
また、さまざまな情報を探す方のために
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