資金調達の行方
2025-09-02 17:34:27

スターシーズが系統用蓄電池事業の拡大に向け資金調達を実施

スターシーズ、系統用蓄電池事業拡大に向け資金調達



スターシーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:鈴木雅順、コード番号:3083)は、このたびLong Corridor Asset Management Limitedが運用するファンドを通じて資金調達を実施することを発表しました。この資金調達の背景には、同社が推進する系統用蓄電池事業のさらなる発展があります。

資金調達の概要


今回の資金調達には、複数の新株予約権の発行が含まれています。具体的には、第5回から第7回までの新株予約権が発行され、各回ごとに定められた行使価額での調達が予定されています。

  • - 第5回新株予約権:総数10,500個、当初行使価額817円(下限行使価額409円)
  • - 第6回新株予約権:総数10,500個、当初行使価額899円(下限行使価額409円)
  • - 第7回新株予約権:総数9,000個、当初行使価額980円(下限行使価額409円)

この資金調達により、合計およそ1,200百万円の資金を確保し、系統用蓄電池事業やビットコインの保有に充当される予定です。

資金使途の詳細


スターシーズは、資金を二つの主要な目的に活用することを計画しています。

1. 系統用蓄電池事業への投資:1,680百万円を充て、2050年カーボンニュートラル実現に向けて。再生可能エネルギーの安定供給を図ります。大規模蓄電池を設置し、EPC(開発・建設)やO&M(保守管理)の体制を強化します。

2. 仮想通貨(ビットコイン)の取得:1,004百万円を充当し、インフレヘッジと資産ポートフォリオの多様化を実現。法定通貨より高い技術的安全性を持つビットコインを「デジタルゴールド」として中長期保有する計画です。

今後の事業展開


スターシーズは、系統用蓄電池事業の推進を通じて再生可能エネルギーの導入拡大にも寄与します。また、ビットコインの保有を通じて、将来的に企業価値の向上を目指しています。さらに、RE100電力株式会社と協力して、蓄電池設置工事を進める方針です。

会社のビジョン


スターシーズは今回の事業展開を、単なる事業多角化とせず、エネルギー問題の解決に寄与する企業として位置づけています。電力のピークカットやBCP対策を通じて、他企業や自治体に向けたソリューション提供にも力を入れていく意向です。これにより、企業の持続可能な成長を実現することを目指しています。

お問い合わせ先



この資金調達は、スターシーズにとって大きなステップアップとなることが期待されます。今後の動向に注目が集まります。


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会社情報

会社名
スターシーズ株式会社
住所
東京都港区新橋四丁目21番3号新橋東急ビル8階
電話番号
03-6721-5891

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