新しいYouTube番組「高校生ごみパトロール隊」始動
2023年8月27日、一般社団法人福丼県プロジェクトが主催するYouTube番組「高校生ごみパトロール隊」の第4回生配信が行われました。この番組は、福井県内の高校生が海洋ごみ問題に対する意識を高め、サステナブルな未来を目指すための新たな試みです。
高校生の活動が地元に波及
「高校生ごみパトロール隊」は、個々の学生の意識を高めるだけでなく、継続的で広がりのある取り組みを目指しています。学生たちは、自らの体験を通じてごみ拾いの様子を発信し合い、仲間たちと連携を深めています。
この新しいコンテンツは、活動の成果を毎月30分の特別番組でまとめて生配信することで、「今日のごみ拾い」の様子を全国に届けることを目指しています。
イベントの詳細
- - 日程: 2025年8月27日(火)18:30~19:00
- - 開催場所: 福井テレビ大スタジオ & YouTube
- - 参加団体: 福井県立福井商業高等学校の学生、音楽フェスティバルの実行委員長橋村和徳氏、一般社団法人福丼県プロジェクト代表理事野坂昌之氏など。
高校生たちの思い
福井県立福井商業高等学校の学生たちは、自分たちのごみ拾い活動の意義をしっかりと理解し、活動の中で様々な気づきを得ています。「少しでも海をきれいにしたい」と心から思い、目に映るごみは何でも拾うことを心がけています。学生たちは、砂の中に埋まったごみを見つけるために周囲を掘り、様々な種類のごみがどのように出てくるのかを観察し続けています。
アウトドアとごみ問題
また、福井県の六呂師に新たにオープンしたキャンプ場や音楽フェスについても触れられ、アウトドアを楽しむこととごみ問題が密接に関連していることが強調されました。橋村氏は、「キャンプをする際には、ごみを出さない工夫をしていくことが重要です」と述べ、ペットボトルの使用を控えたり、マイカトラリーを持参してごみを減らす方法を提案しました。
動画コンテストへの挑戦
さらに、今後予定されている高校生動画コンテストに向けて、福井商業高校の学生たちは意気込みを話しました。動画制作が初めての学生も多く、制作過程には様々な苦労もあったようですが、自分たちの思いを伝えるために工夫を凝らしました。
参加者からの声
参加者からは、「ごみを拾うことは大変だが、活動を通じて自分たちが何をしたのか振り返ることができてよかった」という感想も多く聞かれました。また、視聴者の中でごみ拾いを始める人が増えればという希望も語られています。
結論
高校生たちのこの活動は、未来のためのサステナブルな取り組みの一環として大きな意義を持ちます。彼らの活動を通じて、一人ひとりが海洋ごみ問題に関心を持ち、自分にできることを見つけて行動するきっかけとなるでしょう。
一般社団法人福丼県プロジェクトの取り組みは、私たちの意識を変えていく大きなステップであり、これからもさまざまな活動が展開されていくことでしょう。