インフォマート、クラウドセキュリティの国際標準「ISO/IEC 27017認証」を取得
株式会社インフォマート(東京・港区、社長:中島健)が提供する「BtoBプラットフォーム」が、クラウドセキュリティに関する国際標準規格「ISO/IEC 27017認証」を取得しました。この認証の取得により、企業向けのデジタル業務を効率化する同社のサービスは、より信頼性の高いものとなりました。
ISO/IEC 27017認証とは?
「ISO/IEC 27017認証」は、クラウドサービスに関連する情報セキュリティの管理策を規定したガイドラインです。この認証は、クラウドサービスプロバイダや利用者が安全にサービスを利用できるよう、情報保護やアクセス管理、インシデント対応など、高度なセキュリティ基準をクリアしていることを示します。この基準を達成することで、インフォマートは顧客にさらなる安心を提供することができます。
インフォマートは、2005年に「ISO/IEC 27001」を取得しており、今回の「ISO/IEC 27017認証」の追加により、セキュリティの維持・強化を通じて、顧客満足度の向上を図っています。
なぜ認証取得が必要だったのか?
今日、クラウドサービスは急速に普及しており、デジタルビジネスの場面で不正アクセスや情報漏洩の脅威が増大しています。このため、企業はますます高まる情報セキュリティの要請に応える必要があります。
インフォマートは、自社サービスの信頼性向上や情報管理体制の整理、従業員へのモラル向上を図るため、ISO/IEC 27017認証を取得することを決定しました。この努力により、顧客はより安全にサービスを利用することができるようになります。
認証の具体的内容
今回の認証は以下の項目に適用されます。
- - 認証番号: Cloud-SR0020
- - 認証規格: JIP-ISMS517-1.0
- - 認証の対象: クラウドサービスプロバイダおよび利用者
- - 認証範囲: 「BtoBプラットフォーム」に関する商談、受発注、請求書などの提供
- 各種サービスでの情報セキュリティマネジメント
- - 発行日: 2024年11月21日
- - 有効期限: 2026年12月27日
BtoBプラットフォームの特徴
インフォマートの「BtoBプラットフォーム」は、企業間取引をデジタル化することにより、業務の効率化やコスト削減、ペーパーレス化を実現するサービスです。特徴的な8つのサービスを提供しており、2024年12月現在、110万社以上の企業があります。プラットフォーム内の総取引額は年間で44兆円以上に達しています。この利便性が評価され、企業間の信頼性を高めています。
詳しくは、
インフォマート公式ホームページを参照してください。
会社概要
インフォマートは、1998年に設立された企業で、企業間取引に役立つクラウドサービスを提供しています。社本社は東京の港区に位置し、従業員数は841名です。会社は、東証プライム市場に上場しており、株式番号は2492です。今後も情報セキュリティを重視し、持続的な成長を目指します。