読書会のご案内
少数株ドットコム株式会社(本社:東京都練馬区)は、2026年2月上旬に《非公開化の法務・税務》(税務経理協会、2013年)をテーマとした読書会を開催することを発表しました。この読書会は、練馬政治研究会および民事8部監視委員会との共催により実施されます。
開催の背景
近年、上場企業の非公開化が多く見られるようになってきました。企業の経営の自由度を高めたり、事業再編を促進したりするなど、利点がある反面、実務の現場ではいくつかの課題も浮上しています。たとえば、非公開化スキームにおいては、スキーム選定の妥当性や価格決定のプロセス、取締役や特別委員会の役割と法務・税務の交錯点が混在し、少数株主との情報の非対称性が生じるケースも多く見受けられます。このような問題に対し、形式的な手続きの整備だけが重視され、実際の責任構造について十分に理解されないまま進行するケースが少なくありません。
この読書会では、そうした課題に対処するため、『非公開化の法務・税務』という書籍を参照しながら、非公開化の背後にある制度の趣旨や法務・税務の視点からの実務上の運用について、徹底的に考察していくことを目的としています。特に、参加者には「誰が・どの前提で・どこまでが判断責任を負うべきか」といった視点からの再理解を促すことを重視しています。
読書会の主な検討テーマ
本読書会では、以下のようなテーマを検討する予定です:
- - 非公開化スキームの種類とその背景
- - 価格決定および意思決定の過程
- - 取締役や特別委員会の役割とその責任
- - 法務と税務に関する実務的な課題
- - 少数株主の保護に関する考え方
- - 非公開化に伴う紛争リスクの構造
当社の立場と目的
この読書会は、特定の非公開化手法を支持または批判することを目的としたものではありません。あくまで制度の理解や、事実に基づいた構造的な検討を通じて、参加者が非公開化に関して実務的かつ責任ある説明を行えるよう支援することを目指しています。
代表取締役会長 山中裕氏のコメント
山中氏は次のように述べています。「非公開化は、完了すれば終わりではありません。どの制度を選択し、どの情報を開示し、誰が判断を行い、また誰が責任を持つのかを理解しなければ、実務運営は不安定化します。この読書会では、非公開化を単なるプロセスとして捉えるのではなく、真の責任構造として深く理解するための場にしたいと考えています。」
開催概要
- - テーマ: 『非公開化の法務・税務』読書会
- - 主催: 少数株ドットコム株式会社
- - 共催: 練馬政治研究会、民事8部監視委員会
- - 開催日: 2026年2月上旬(予定)
- - 形式: Zoomオンラインセッション
- - 参加費: 無料(事前登録制)
- - 申込方法: [email protected]へ、「『非公開化の法務・税務』読書会参加希望」と件名を明記してお申し込みください。
著者プロフィール
この書籍の著者である明石一秀、大塚和成、松嶋隆弘、吉見聡の皆様ですが、それぞれが専門的なバックグラウンドを持ち、企業法務や税務に精通した法律のプロフェッショナルであることが特徴です。特に、明石氏は企業法務において著名な実績があり、他の著者もそれぞれの専門分野で活躍されています。
このように、改めて『非公開化の法務・税務』における重要な視点を共有し、参加者に有益な議論を提供することを目指しているこの読書会。興味のある方はぜひご参加ください。