Smartsheet新社長の挑戦
2023-10-12 11:00:03
Smartsheetが初の日本人社長執行役員を任命、APAC地域での展開を加速
Smartsheetが日本初の社長執行役員を任命
プロジェクトやプロセスの管理プラットフォームを提供するSmartsheetが、初めての日本人社長執行役員に嘉規 邦伸氏を任命したことを発表しました。この人事は、アジア太平洋地域における同社のプレゼンスをさらに強化するための重要なステップとして注目されています。
嘉規氏の役割と意気込み
嘉規氏はこれまでの経験を生かし、Smartsheetの日本チームを牽引します。彼は顧客やパートナーと協力し、複雑化する業務環境での最適なプロジェクト管理方法の普及に取り組む予定です。嘉規氏は25年以上にわたるIT業界での営業やチャネルビジネスの経験を持ち、日本における市場戦略を強化することが期待されます。
彼の経歴には、Illumioの日本カントリーマネージャーや、Acronis、Box、F5 Networks、McAfee、Ericssonなどの企業での実績が含まれており、非常に幅広い視点からのビジネス展開が可能です。
Smartsheetとは
Smartsheetはエンタープライズ向けのプロジェクト管理プラットフォームであり、効率的で質の高い仕事をサポートすることを目的としています。現在、190か国以上で数百万人のユーザーによって利用され、Fortune 500企業の80%以上が同社のサービスを活用しています。
日本でも多くの企業で導入が進んでおり、例えばSBペイメントサービスでは、新たな決済サービスの実現に向けた業務の体系化に活用されています。また、エンバーポイント株式会社では、日常業務の進捗管理と改善に利用されています。日本市場向けには日本語版が用意され、日本円での購入も可能となっています。
日本市場の重要性と今後の展望
SmartsheetのAPAC担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのナイジェル・メンドンサ氏は、日本が同社の成長にとって非常に重要な市場であることを強調し、嘉規氏の指導の下でのさらなる発展を見込んでいます。彼は「日本の多くの企業が、複雑なワークフローの解決策としてSmartsheetを利用してくれることを期待しています」と述べています。
嘉規氏自身も、日本国内におけるプロジェクト管理の複雑化が進んでいるという調査結果に基づき、今後さらに質の高い業務遂行が求められると考えています。新型コロナウイルスの影響でプロジェクトが増加したとの調査結果もあり、企業はより効率的に業務を進めていく必要があります。
まとめ
Smartsheetは、その独自のプラットフォームを通じて、プロジェクトやビジネスの成功をサポートし、企業の業務改善に寄与することを目指しています。これからの日本における展開に期待が高まる中、嘉規氏のリーダーシップのもと、さらに多くの企業がSmartsheetを活用することで、業務の質と効率を高めていくことでしょう。
会社情報
- 会社名
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Smartsheet Japan株式会社
- 住所
- 東京都港区元麻布3丁目1番6号
- 電話番号
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