アートの新境地!保護犬たちによるユニークなNFT芸術とは
バークシー誕生の背景
保護犬の認知度向上を目指して新たに立ち上がった「保護犬プロジェクト」が、保護犬たちによるアート集団「バークシー」を設立しました。このプロジェクトは、保護犬たち自身のアート作品を販売し、得た収益を保護犬活動に活用する仕組みを目指しています。
特に興味深いのは、彼らのアート制作方法です。保護犬たちは、自らのおしっこを使用して独自のアートを創ります。この斬新なアプローチで、保護犬たちがどのように表現されるのか、ぜひ注目してください。
プロジェクトの背景
2020年、日本で約3万匹の犬が保健所に引き取られており、4,059匹が不幸な運命を迎えました。殺処分数は減少しているものの、現在も毎日約11匹が人間の手によって命を絶たれています。コロナ禍のペットブームに伴う飼育放棄の増加も懸念事項として浮上しています。
保護犬プロジェクトは、この現実を多くの人に知ってもらうために始まりました。アートを通じて、感心を寄せてもらうことが真の目的です。さらに、アートの販売によって得た資金は全て「ピースワンコ・ジャパン」に寄付され、より多くの保護犬たちを救う活動に役立てられます。
保護犬アート集団「バークシー」について
「バークシー」は、犬同士が互いにおしっこの匂いを嗅ぎ合うことで得る情報を利用し、アート制作に取り組みます。そのマーキング行動は彼らの独特な自己表現とも言えるでしょう。このプロジェクトでは、アーティストの赤池完介さんとの共同によって、犬ごとに異なる形状や色、成分の“おしっこアート作品”を作り出しています。
アート作品の魅力
新たなアート作品はNFTとして販売される予定で、獲得した収益は「ピースワンコ」の活動に全額寄付されます。アートの価格設定は、保護犬にかかるエサ代を参考にし、購入することで関与できる仕組みが構築されています。具体的には、次の通りです。
- - Art作品現品+NFT Artのセット:45,000円(1年間のエサ代を基に設定)
- - NFT Art作品単体:3,750円(1ヶ月のエサ代を基に設定)
販売は2022年11月11日から開始されます。アートの購入は
こちらのストアから可能です。
バークシー所属の保護犬たち
例えば、以下のような保護犬が「バークシー」に所属し、魅力的なアートの一翼を担っています。
食べることが大好きで、散歩中は嗅ぎまわることを楽しんでいます。
甘えん坊で撫でられることが好きです。
ボール遊びが得意で、こっそりと甘えてくる可愛らしさがあります。
アートを通じた社会貢献
アートが社会問題を解決するきっかけとなることを信じている赤池完介さんは、保護犬たちの個性を生かすユニークなアートプロジェクトに情熱を注いでいます。プロジェクトの関係者によれば、この取り組みを通じて多くの人に保護犬たちの状況を知ってもらい、犬たちに関心を寄せてもらうことが目標だと言います。
最終的には、「バークシー」を通じてアートの力が、保護犬への理解と支援に繋がることが期待されています。あなたもぜひ、このユニークな試みに参加し、アートを通して保護犬たちを応援してみませんか?