全国初!特別支援学校での算数アプリ「トドさんすう」の導入
Enuma Japan合同会社が発表した新しい算数アプリ「トドさんすう」が、熊本県立かもと稲田支援学校で試行利用を開始しました。この取り組みは全国でも初めての例であり、特別支援教育の現場において、新たな学びのスタイルが誕生しました。
「トドさんすう」とは、子どもたちが楽しく算数を学ぶことができることを目指して作成された教育アプリです。このアプリの導入により、特別支援学校では新しい学びの可能性が広がり、教育現場にイノベーションをもたらしています。現在、同校では小学部・中学部・高等部合わせて97名の生徒がこのアプリを利用しており、独自の学びの環境が整えられています。この導入によって、子どもたちは自発的に学ぶ楽しさを体験することができるのです。
「トドさんすう」の魅力
「トドさんすう」の魅力は、楽しさを伴った繰り返し学習ができるアクティビティが豊富に用意されている点にあります。一つの概念を様々なアクティビティを通じて繰り返し学ぶことで、子どもたちが楽しみながら算数に親しむことができます。また、このアプリは直感的に操作できるよう設計されており、子どもたちは無理なく基礎から応用へのスムーズな学びを進めることができます。従来の授業スタイルから脱却し、自発的な学びの促進に寄与しています。
さらに「トドさんすう」は、すべての子どもに配慮したユニバーサルデザインが採用されています。例えば、「左利きモード」や「キーパッドモード」を搭載することで、多様な学習ニーズに応える機能が整っており、どの子どもでも使いやすくなっています。
教育現場からの反響
この新しいアプリを取り入れた熊本県立かもと稲田支援学校の教員からは、高い評価が寄せられています。「準備がいらずに即座に使用できるのが素晴らしい」「ゲーム感覚の学習によって子どもたちのやる気が引き出された」といった声が寄せられ、特に間違った回答が排除される仕様が、児童にとって「不正解感」を軽減する助けになっているとのことです。また、昼休みにも熱心に使用する生徒たちの姿が見られ、主体的な学びが促進されています。
モデル校募集中
Enuma Japanでは、現在「トドさんすう」の教育機関向けサービス「クラスモード」の試験導入に協力してくれるモデル校を募集しています。この「クラスモード」を利用することで、複数の生徒の学習進捗や履歴を一括管理でき、教師の負担軽減にも寄与します。特別支援学校や小学校の特別支援学級を問わず、公立・私立を含む応募が可能です。協力を申し出た教育機関には、2025年度末まで無制限のライセンスが無料で提供される特典も用意されています。
Enuma Japanについて
Enumaは、教育の楽しさを広めることを目指して、多様な国で学習アプリを開発し、多くの子どもたちに支持されています。特に「トドさんすう」は、教育分野での革新を牽引する存在であり、イーロン・マスク氏が支援した「Global Learning XPRIZE」においても見事に優勝した実績があります。これからの教育環境に対する期待が高まる中、「トドさんすう」は重要なツールとして活用され続けるでしょう。
結論
「トドさんすう」の導入により、特別支援学校に新たな学びの風が吹き込まれ、すべての子どもたちが自らのペースで学ぶことができる環境が整備されていくことが期待されます。興味がある教育機関は「クラスモード」のモデル校にぜひ応募してみてはいかがでしょうか。