介護と仕事の両立
2025-12-25 13:39:03

介護と仕事の両立を目指すKDDIエンジニアリングの取り組み

KDDIエンジニアリングと介護との両立支援



KDDIエンジニアリング株式会社は、2025年12月5日に厚生労働省から「仕事と介護を両立できる職場環境の整備に取り組んでいる企業」と認められ、シンボルマーク「トモニン」を取得しました。この取り組みは、近年増加している「介護離職」を防ぎ、従業員が安心して働き続けられる環境を提供することを目的としています。

介護離職の現状



日本では、親や家族の介護を理由に仕事を辞めざるを得ない「介護離職」が深刻な問題となっています。特に中核的な人材にとって、家族の介護は非常に大きな悩みの一つです。このような状況を改善するため、厚生労働省は企業に対して職場環境の整備を促進するためのシンボルマーク「トモニン」を制定しました。これにより、企業はより積極的に従業員の介護と仕事の両立を支援する責任が求められています。

KDDIエンジニアリングの取り組み



KDDIエンジニアリングは、従業員が安心して介護に取り組むことができる環境を整えるため、様々な制度を利用して支援しています。これまでにも、介護を要する家族を支えるための環境づくりに注力しており、2025年11月には「DE&I推進宣言」を発表し、福祉を支える理念や具体的な方針を策定しました。

両立支援制度



同社の両立支援制度には、以下のような取り組みが含まれています:
  • - 介護休暇: 介護対象者一人につき、年間最大10日間の取得が可能。
  • - 介護休職: 最大365日間の休職が認められ。
  • - 働き方の柔軟性: 短時間勤務、フレックスタイム、テレワーク制度を導入し、社員が自分のライフスタイルに合わせて働けるよう支援しています。

これらの制度は、法律で定められた基準を上回る充実した内容となっており、特に介護休暇は有給として扱われます。

社内サポート体制の強化



KDDIエンジニアリングでは、社内でのサポート体制も強化しており、社長がリーダーシップを発揮し、相談窓口を設置しました。この窓口では、介護に関する相談や情報提供を行い、従業員の疑問や不安に寄り添っています。また、申請手続きの電子化を進めることで、制度利用をよりスムーズにし、申請から承認までのフローを迅速化しています。

公的支援制度の活用促進



さらに、社外の公的支援制度の情報提供も行い、介護に関する給付金や補助金制度の活用を促進しています。介護関連のハンドブックや制度紹介資料を社内イントラネットに掲載し、社員への情報提供を積極的に行うことで、制度利用を後押ししています。

企業の社会的責任



KDDIエンジニアリングは、「つながる安心」を実現することを企業のビジョンとして掲げています。通信インフラの提供から、社会課題の解決に向けた取り組みまで、幅広い活動を展開し、安心で快適な未来を目指しています。社員一人一人が仕事と介護の両立を果たしながら、キャリアを諦めずに活躍していくことを支援し続ける姿勢は、多くの企業にとって模範となることでしょう。

詳細は、KDDIエンジニアリングの公式ホームページをご覧ください。


画像1

会社情報

会社名
KDDIエンジニアリング株式会社
住所
東京都渋谷区代々木3丁⽬22番7号 新宿⽂化クイントビル
電話番号

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。