サステナブルアパレル開発
2023-05-12 11:39:19
hapとaiESGが協業、真にサステナブルなアパレル製品開発へ
hapとaiESG、サステナブルアパレル開発で協業
近年、アパレル業界では、大量生産・大量消費による環境問題や人権問題が深刻化しています。廃棄される衣類の多さ、製造工程における環境負荷、劣悪な労働環境など、多くの課題が山積しています。
このような状況の中、内閣総理大臣賞を受賞した技術を持つhap株式会社と、製品レベルのESG評価AIを提供するaiESG株式会社が協業し、真にサステナブルなアパレル製品の開発に乗り出しました。
hapのCOVEROSS®テクノロジー:サーキュラーファッションへの挑戦
hapが開発したCOVEROSS®テクノロジーは、光触媒技術などを応用し、1枚の生地に10種類以上の機能(セルフクリーニング、抗菌、抗ウイルスなど)を付与できる革新的な技術です。これにより、衣類の寿命を延ばし、廃棄量を削減することが期待できます。さらに、使用後の衣類のリサイクルにも対応しており、サーキュラーファッションの実現に大きく貢献する技術として注目されています。
aiESG:サプライチェーン全体のESG評価
aiESGは、世界で初めてサプライチェーン全体を遡り、製品単位でESG評価を行うサービスを提供しています。綿花由来のTシャツと化学繊維のTシャツを比較し、環境負荷や人権リスクを定量的に示すことで、よりサステナブルな素材や生産方法を選択することが可能になります。
両社の協業による革新的な取り組み
hapとaiESGの協業は、それぞれの強みを活かした、真にサステナブルなアパレル製品開発を目指しています。COVEROSS®テクノロジーによる高機能性と耐久性、aiESGによるサプライチェーン全体のESG評価・最適化により、環境負荷と人権リスクを最小限に抑えた製品開発が可能になります。
具体的には、以下の点が期待されます。
衣類の寿命延長: COVEROSS®の機能性により、衣類をより長く着用できるようになるため、廃棄量が減少します。
環境負荷の低減: aiESGによるサプライチェーン最適化により、製造工程における環境負荷を削減します。
人権尊重: 倫理的なサプライチェーンを構築することで、人権侵害リスクを軽減します。
サーキュラーエコノミーの推進: 使用後の衣類のリサイクルを促進し、資源循環型の社会を構築します。
企業からのコメント
hap株式会社代表取締役鈴木素氏は、「アパレル業界は石油業界に次ぐ環境負荷の高い業界であり、サプライチェーンの複雑さも課題です。aiESGの分析・評価とサービスにより、日本発の真のサーキュラーファッションを実現したい」とコメントしています。
aiESG株式会社代表取締役馬奈木俊介氏は、「aiESGは製品レベルのESG評価を定量的に行える世界初のサービスです。hap社との協業により、『ゆりかごから墓場まで』真にサステナブルなファッションを目指します」と意気込みを語っています。
まとめ
hapとaiESGの協業は、アパレル業界のサステナビリティ向上に大きく貢献する取り組みです。両社の技術とノウハウを組み合わせることで、環境問題と人権問題を解決し、より持続可能な社会の実現に繋がるでしょう。今後、両社の動向に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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株式会社aiESG
- 住所
- 福岡県福岡市博多区博多駅前1-15-20 NMF博多駅前ビル 2階
- 電話番号
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