日本初のフルカラー電子ペーパーで実現するサステナブルメディアの革新

日本初のサステナブル専用メディア「SEIBU SUSTAINABLE BOARD」登場

株式会社オリコムと西武メディア・コミュニケーションズが新たに開発した「SEIBU SUSTAINABLE BOARD」は、日本で初めてのフルカラー式電子ペーパーを基盤としたサステナブル専用メディアです。この新しいプラットフォームは、企業や団体のサステナブルな取り組みを広く伝えていくことを目的にしています。

フルカラー電子ペーパーの特長

「SEIBU SUSTAINABLE BOARD」に使用される電子ペーパーは、E Ink社の最新技術を採用したSpectra™ 6モデルです。この技術は、電気泳動によるディスプレイ革新によって実現されており、消費電力が非常に低く、環境に優しい製品と言えるでしょう。これにより、広告媒体としての新しい可能性が広がります。

サステナブルな情報発信

SEIBU SUSTAINABLE BOARDは、東京都所沢市の所沢駅に設置され、日々およそ10万人の利用者に向けて情報を発信します。広告の掲出条件は、サステナブルな情報に限定されており、他の情報には触れません。掲出時間は午前5時から翌日の午前1時まで、期間保証も設けることで、運用の安定性を確保しています。

企業理念と背景

この取り組みは、株式会社オリコムが掲げる「良い関係」を創造するという理念に基づいています。同社は1922年に設立され、広告を通じて多岐にわたるビジネスを展開しています。また、西武グループは持続可能な社会を実現するための活動を推進しており、社会課題に対応したマテリアリティに基づいて様々な取り組みを行っています。

新しいメディアの方向性

SEIBU SUSTAINABLE BOARDの正式運用は2025年7月を予定しており、その時期が近づくにつれ、詳細な運用方法や広告掲載の条件が明らかにされる見込みです。企業や団体にとっても、このメディアを通じて自らのサステナブルな活動を周知する絶好のチャンスとなります。

今後、オリコムと西武メディアは、カーボンニュートラル時代に相応しいメディア開発に注力し続ける方針です。サステナブルな情報発信が求められる現代において、どのような革新を生み出すのか、注目が集まります。