熊による被害木を活用した「くまはぎの薪」の魅力とは
2023年、環境保全の新しい取り組みが注目を集めています。それが、熊による木の皮剥ぎ「くまはぎ」を受けて活用された「くまはぎの薪」です。この薪は、廃棄が予定されていた木を素材にしたもので、さらにはキャンプ用の薪としての機能も備えています。特に、Makuakeでの先行販売において目標金額479%を達成したことから、注目が集まっています。
くまはぎの薪とは
「くまはぎ」とは、熊が水分を求めて木の皮を剥ぐ行為のことを指します。この行為により、多くの木が傷つき、最終的には腐っていきます。木材の価値は著しく下がり、大半は廃材として処分されてしまいます。しかし、今まで不要とされていた木が、キャンプの焚き付け用薪として生まれ変わるチャンスを得るのが「くまはぎの薪」なのです。
商品の特長
1. 焚き付けに最適
使用されているのは針葉樹のスギで、燃えやすさが特徴です。さらに、木の皮もそのまま薪に加工されているため、時にはくまの爪痕を見ることも。これが、キャンプでの焚き火を一段と特別なものにしてくれます。
2. 環境への配慮
この薪はパッケージにも工夫がなされています。余分な梱包材やパンフレットは一切使用せず、キャンプ場で使った後のゴミを最小限に抑えることが可能。自然環境を意識した商品です。
3. おしゃれなデザイン
箱のデザインも現代のキャンプスタイルに合ったアースカラーが採用されています。さらに、箱の内側にくまはぎ被害や里山整備の意義がイラストで描かれており、開封する楽しみを提供します。このようにして、利用者は自然保護の重要性についても知識を深められるのです。
4. 森の保全に貢献
「くまはぎの薪」を購入することは、林業と森の保全につながります。売上の一部は、里山整備に使われるため、購入者は間接的に森の保護活動にも参加することに。こうした取り組みを通して、さらなる関心を呼び起こし、環境問題への意識を高めることも狙っています。
森の問題を知るきっかけに
現代の森においては、くまはぎだけでなく、土砂災害や生態系の破壊といった様々な課題が横たわっています。こうした問題は、放置された古い森がもたらす影響とも関係しており、その解決には幅広い人々の理解が必要です。自社の「くまはぎの薪」を通じて、桑木はこれらの問題についての関心を高め、地域の人々を巻き込んでいくことを目指しています。
商品詳細
- - 商品名: くまはぎの薪®️
- - 原材料: スギ
- - 内容量: 約3kg/箱
- - 価格: 3,000円(税込・送料込)
- - サイズ: 幅44cm・奥行20cm・高さ18cm
- - ご購入方法: ECサイトより購入可能。2022年12月からは店頭販売も予定されています。
会社情報
- - 会社名: 株式会社桑木
- - 設立日: 2001年5月10日
- - 所在地: 石川県白山市桑島イ1-12
お問い合わせ先
「くまはぎの薪」は、自然環境への配慮とともに、日常生活に便利さを提供してくれます。ぜひ手に取り、森の活動に貢献してみてはいかがでしょうか。