レゾナックの環境戦略
2025-08-05 15:51:40

レゾナック、科学的根拠に基づく温室効果ガス削減に向けて全力投球

レゾナック、温室効果ガス削減に向けた挑戦



株式会社レゾナック・ホールディングスが、国際的なイニシアチブである「Science Based Targets initiative」(SBTi)へのコミットメントを発表しました。この取り組みは、温室効果ガスの削減を科学的根拠に基づいて行うことを目的としており、2030年を見据えた中長期目標の設定を含んでいます。

レゾナックは、2025年6月30日をもってSBTiに対しコミットメントレターを提出し、今後の目標設定を果たす所存です。これにより、具体的にはサプライチェーン全体での温室効果ガス排出量を5〜10年先の中長期的な目標に基づいて管理し、2年以内にSBT認定を目指します。

この取り組みは、地球温暖化に対応するためのペースを加速させる重要な一歩となります。特に、パリ協定が求める世界平均気温の上昇を1.5℃以下に抑えるための具体的な行動を示すものです。2030年の目標再設定に加え、2035年に向けた新規目標の策定も計画しています。

持続可能な社会の実現に向けた取り組み


レゾナックは、これまでもカーボンニュートラルの実現に向けたさまざまな施策を実施してきました。エネルギー効率の向上を図ることや再生可能エネルギーの利用を拡大すること、パートナーと共同で新たな技術を開発することなどがその柱です。また、脱炭素に貢献する製品やサービスの提供も重視しています。

特に、石油化学事業を運営するクラサスケミカル株式会社がスピンオフを経て新生レゾナックとしての道を歩む中で、更なる持続可能性を追求しています。クラサスもまた省エネ施策や低炭素燃料への転換、CO2の分離回収技術の導入などに注力し、環境への負担を軽減するための様々な取り組みを続けています。

科学的根拠に基づいた目標設定


SBTiは、CDP(カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)やUNGC(国連グローバル・コンパクト)、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)などの団体が共同で運営している国際的なイニシアチブです。温室効果ガス削減に向けた中長期的な目標を設定する重要性がますます高まる中で、レゾナックが示したこの姿勢は、地球環境保護の重要な一歩となります。

地球環境への意識を高め、未来を見据えた行動を


私たちの未来において温暖化や気候問題は避けて通れない課題です。レゾナックの取り組みが、他の企業や団体への刺激となり、サステナビリティの推進が加速されることを期待しております。ビジネスと環境の共存を目指し、さらなる進展を遂げることが求められています。


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会社情報

会社名
株式会社レゾナック・ホールディングス
住所
東京都港区東新橋1-9-1 東京汐留ビルディング
電話番号
03-5470-3235

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