吹田市で新たな飲食店を発掘する「吹田・アサヒキッチン」プロジェクト
吹田市にて、美味しい飲食店の出店者を募集する「吹田・アサヒキッチンプロジェクトver.2」が始動しました。このプロジェクトは、JR吹田駅近くの「新旭町通り商店街」をリ・ブランディングし、地域の魅力を引き出すことを目的にしています。この取り組みによって、地域住民や訪問者が集まり、賑わいのある街が形成されることを期待されています。
商店街の歴史と新たな試み
新旭町通り商店街は、昭和33年に設立された歴史ある地区です。元々は、戦後の露天商から始まった商店街で、食料品や衣料品を扱うお店が並んでいます。特に「新旭町通食品街」は、昭和の時代から続く生鮮食材のお店が集まる場所で、今もその雰囲気が色濃く残っています。この地域の魅力をさらに引き出すため、商店街再生プロジェクトが立ち上げられたのです。
新たに開発された「吹田・アサヒキッチン」は、昼は便利な食品街、夜は魅力的な飲食街として機能する予定です。レトロな照明をあしらった店舗で、利用者は昭和の懐かしさを感じながら新たな美味しさを楽しむことができます。
新規出店者の募集と区画内覧会
プロジェクトでは、意欲的な出店希望者を募集しています。2023年12月には、さまざまなジャンルの飲食店が並ぶ予定で、「まぜそば専門店」や「スパイスカレー店」、「ベトナム料理店」など、個性的なお店が誘致されています。街の雰囲気を一新すべく、既存の店舗も大幅にリニューアルし、新たな賑わいを創出することでしょう。具体的には、今回の募集区画は4つあり、広さは10平方メートルから40平方メートルまで様々です。
出店者向けには、「7割仕上げ」された店舗区画もあり、カウンターや厨房機器が整えてあるため、スムーズに営業を開始できる環境が整っています。また、ハンドメイド雑貨店やブックカフェ向きのスペースも存在し、多様なライフスタイルに応じた店舗が展開される見込みです。
区画内覧会は2024年12月14日(土)と18日(水)に行われ、見学者特典として「アサヒキッチン」の利用ができる500円クーポンがプレゼントされます。この内覧会では、プロジェクトメンバーが同席し、具体的な出店計画や相談にも応じます。全区画のオープンは2025年の夏頃を目指しています。
吹田の美味しさ、再び
街を代表する商店街の再生を目指すこのプロジェクトは、ただの飲食店の集まりではなく、「吹田の美味しい!」というコンセプトを持っています。昭和に栄えた商店街が、令和の時代に新たな息吹を吹き込むために動き出しています。地域住民や観光客が一堂に会することで、賑やかで忘れがたい体験を提供するこの取り組みに、ぜひ注目していただきたいと思います。
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