新たな自然茶「山茶」
2022-03-04 10:00:14
完全無農薬の新たな選択肢「山茶一之源」が登場
自然の恵みを体験する新しいお茶
宮崎県の自然環境で育った、完全無農薬・無施肥の新しいお茶「山茶一之源」が、2022年3月4日より発売開始されました。このお茶は、特定非営利活動法人 西林が推進するまちづくりの一環として誕生した製品で、九州中山間部に自生する天然の茶葉を使用しています。
山茶は、宮崎県の伝統的な釜炒り製法によって手作業で加工され、茶師の興梠洋一氏が茶葉の特性を最大限引き出す技術を駆使しています。釜炒り製法は、茶葉を蒸さずに鍋で仕上げる地域に伝わる方法で、これによりお茶本来の香りや味わいが生かされています。
この新製品の特筆点は、収穫地によって味わいが異なる点です。2022年シーズンでは、上渡川産と石河内産の2つの収穫地からの茶葉が提供され、それぞれ異なる香りと風味を持っています。上渡川産は山茶本来の香りとまろやかな味わいが特徴で、石河内産は甘さと渋みとの絶妙なバランスが魅力です。
山茶の歴史は古く、お茶の起源は中国の雲南省にさかのぼります。1192年には、日本で初めてのお茶が背振山に播かれ、今の九州のお茶の源泉となりました。九州のほとんどのお茶は平坦地で生産されていますが、山茶は本来の生息地である山間部の条件が整った場所で育てられています。そのため、山茶は特有の香気があり、自然条件が生み出す独特な風味を楽しむことができます。
実際に、山茶は収穫年や場所によって異なる味わいを楽しむことができ、まるでワインやウイスキーのような魅力があります。お茶は、地元の習慣によって古くから大切にされており、山師たちは山に入った際に山茶の枝を摘み、火を起こして煎じた茶を味わうという文化を育んできました。
山茶一之源の販売情報
2022年シーズンの商品には、釜入焙じティーパック(3g x 2パック)および茶葉30gがあります。どちらも上渡川産と石河内産の茶葉が使用され、いずれも660円および2,200円(税込)で販売されています。これらは山茶公式サイトで購入可能です。
また、おいしい山茶の淹れ方の推奨は、急須に3〜5gの茶葉を入れ、熱湯を注ぎ約2分蒸らすことです。この方法で、お好みに応じた美味しさを引き出すことができます。ティーパックの場合は、お湯を足しながらお楽しみいただけるのも特色です。
この機会に、鹿児島・宮崎の大自然が育んだ「山茶一之源」をぜひお試しください。これまでのいわゆる「お茶」とは一味違う、真の自然茶を楽しむことができるでしょう。
会社情報
- 会社名
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特定非営利活動法人 西林
- 住所
- 宮崎県日向市東郷町下三ケ136-7
- 電話番号
-
0982-69-7337