中小企業の革新的バックオフィス支援、UooDの新サービス「CoreFree」登場

中小企業の革新をサポートする「CoreFree」

2025年6月11日、UooD株式会社がスタートアップや中小企業向けに新たに導入したバックオフィス業務支援サービス「CoreFree」の正式ローンチが発表されました。経理、人事、財務の各領域に専門家を揃え、最新のクラウド技術を駆使したこのサービスは、従来のBPO（ビジネス・プロセス・アウトソーシング）とは一線を画すものとされています。

深刻なバックオフィス課題

日本の中小企業経営者の約75%がバックオフィス業務に何らかの課題を抱えていることは、経済産業省の調査でも明らかになっています。また、経営者が管理業務に費やす時間は平均で37%に達しており、83%の企業が「一人経理」体制によって業務の属人化リスクを抱えています。特に、担当者が退職した際には、業務が平均45日間も混乱する実態があるため、効率的なバックオフィス業務が求められています。

このようなバックグランドにおいて、「CoreFree」は企業が本来の事業成長に注力できる環境を提供するという役割を果たします。実際、業務を効率化した企業とそうでない企業の成長の差は、なんと2.5倍にまで開いています。限られたリソースを有効活用し続けることが、今の時代における中小企業の生存に繋がるのです。

CoreFreeの特徴

「CoreFree」は、単なる業務代行を超えた新しいバックオフィス支援を目指しています。最大の特徴は、「フィジカル×システム」アプローチです。専門家による高度な判断と、クラウド技術を最適に組み合わせることで、企業にとって欠かせない「仲間」としての存在を自負しています。

Coreサービスの内容

1. 経理Core
日常的な記帳業務から決算業務の補助まで、クラウド会計ツールを活用して一貫した経理業務を提供します。月次試算表の早期作成を行うことで、迅速な経営判断を可能にします。

2. 労務Core
勤怠管理、給与計算の補助、社労士との連携を通じて、労務管理の煩雑さを一元的に処理します。法令改正への迅速な対応を行い、コンプライアンスリスクを最小化します。

3. 財務Core
資金繰り計画から資金調達の支援まで、データに基づいた意思決定をサポートし、企業の持続的な成長を実現します。

導入のメリット

「CoreFree」の導入により、次の効果が期待されます：

- 業務時間の大幅削減 - 最大80%の時間短縮が見込まれます。
- 属人化リスクの解消 - チーム体制による業務の継続が保証されます。
- 意思決定の迅速化 - リアルタイムでの財務データを活用することで、意思決定のスピードが3倍に向上します。
- コストの最適化 - 専門部署を設置するよりも、低コストで高品質なサービスを提供します。

導入企業からは、経営者が本業に集中できる時間が増加し、新規事業開発への取り組みや営業活動の強化が進むなど、売上成長に繋がっていることが報告されています。

柔軟な料金プラン

「CoreFree」は、企業の規模や成長に応じた3つの料金プランを用意しています。スタートアップに最適な「STARTUPプラン」から、特定の領域に焦点を当てた「STANDARDプラン」、さらにはカスタマイズ可能な「CUSTOMプラン」まで、企業のニーズに合わせた柔軟なプラン変更が可能です。

将来的な展開

UooD株式会社のエグゼクティブパートナー、板東聡氏は「CoreFreeは、人間の創造力と最新技術を融合し、中小企業が本来の価値を創造するための環境の提供を目指す」と語ります。今後はAIを用いた業務自動化や業界特化型ソリューションの開発、海外展開によるグローバル対応など、さらなるサービスの拡充を計画しています。

音声ポッドキャストでの詳しい説明

CoreFreeのサービス内容や導入メリットについて詳しく解説した音声ポッドキャストも用意されています。中小企業のバックオフィス課題に対する具体的なソリューションを、聞きやすく説明しているので、ぜひチェックしてみてください。これにより、企業がどのように今後の経営課題を解決できるか、より深く理解することができるでしょう。