海洋ごみ問題への取り組み、クリーンオーシャンアンサンブルの活動報告

NPO法人クリーンオーシャンアンサンブルのビーチクリーン活動

海洋ごみ問題への対策を行うNPO法人クリーンオーシャンアンサンブルは、2023年7月19日に香川県小豆島町の多尾海岸で月例分別回収型ビーチクリーンを実施しました。この活動は、代表理事の江川裕基氏と田中秀典氏が率いるチームによって運営され、地域の環境保全に貢献しています。

定期的なビーチクリーンの意義

NPO法人が2023年1月から開始したこのビーチクリーンは、毎月定期的に行われており、これまでに約2,100 kgもの海岸ごみが回収され、その中の450 kgは提携企業のリサイクル・アップサイクルへと転用されています。このように、取り組みが資源循環へとつながるのが特徴です。現場ではごみをおよそ10種に分類しているため、環境への影響を最小限に抑えることができます。

参加者集合写真

7月の活動報告

7月の活動には8名が参加し、わずか1時間で合計28.0 kgの漂着ごみが回収されました。参加者一人あたりの回収量は約3.5 kgで、発泡スチロールやペットボトルなどの軽いごみが多く観察されました。この結果は、最近の強風によって海岸に多くのごみが漂着したためと思われます。このような環境下でのビーチクリーンは、地域の自然環境保護にとって非常に重要です。

次回のビーチクリーンは、8月16日16:00から計画されており、参加者同士が直接コミュニケーションを取れる貴重な機会です。多くの方の参加が期待されます。

未来を変える仲間を募集

クリーンオーシャンアンサンブルでは、海洋ごみをゼロにするための継続的なチャレンジを行っていますが、その実現には皆さんの力が欠かせません。以下の方法で、皆様のご参加やご支援をぜひお願い申し上げます。

寄付・協賛

皆様からいただいた寄付金は、海洋ごみ回収装置の設置やデータ化ツールの開発、現場活動のために活用されます。単発寄付やマンスリーサポーターとしての継続的なご支援も大変歓迎です。また、企業様にはCSR活動の一環として、私たちの団体のHPにロゴを掲載する等の連携も可能です。

詳細については、こちらをご覧ください。