若手ゲームクリエイター助成制度の募集開始
公益財団法人日本ゲーム文化振興財団は、若手ゲームクリエイターの活動を支援するための「ゲームクリエイター助成制度」の募集を開始しました。この制度は、クリエイターの創作活動を奨励し、ゲーム文化の振興を目的としています。募集期間は令和元年9月1日から令和元年12月31日まで、助成金は1件あたり最大200万円が提供されます。
応募資格について
助成の応募にはいくつかの条件があります。以下の要件を満たす方が対象です。
1. コンピュータゲームの創作活動を行っていること。
2. 申請する分野で2年以上の実績があること。
3. 募集年度の4月1日時点で年齢が35歳以下であること。
4. 活動は日本国内で行われること。
5. 活動状況及び成果について適切に報告できること。
特に、グループでの応募の場合は、代表者の年齢が基準となります。
対象となるプラットフォームとジャンル
この助成制度は、どのプラットフォームやジャンルでも対象となります。アーケードゲームやコンシューマーゲーム、パソコンゲーム、さらにはモバイルゲームも含まれます。また、ロールプレイングゲームやシューティングゲーム、アクションゲーム、アドベンチャーゲーム、シミュレーションゲーム、パズルゲームなど、多種多様なジャンルが認められています。
対象となる活動の例
助成の対象となる活動内容には、具体的には以下のようなものがあります:
- - ロールプレイングゲームの制作
- - シューティングゲームの制作
- - アクションゲームの制作
- - アドベンチャーゲームの制作
- - シミュレーションゲームの制作
- - パズルゲームの制作
このように、クリエイターが手がけるさまざまなゲームジャンルに対して助成が行われます。
募集要項と応募方法
応募には以下の書類が必要です:
応募書類一式は、指定の住所へ郵送してください。令和元年12月31日消印有効です。直接の持参は受け付けていません。
応募方法や詳細についての情報は、公式ホームページをご覧ください。
選考と助成金の交付
応募が締め切られた後、選考委員会が選考を行い、理事会が助成対象を決定します。結果は令和2年3月上旬に通知され、助成金は原則として令和2年3月下旬に指定口座へ振込まれます。
応募者へのお願い
当財団では、次世代のゲーム文化を担う若手ゲームクリエイターの活動を奨励し、優れた作品の誕生を促すため、広く多くの応募をお待ちしています。ゲーム業界を背負う若手クリエイターの皆さん、「我こそは」と考えている方は、ご応募をお待ちしています。
また、当財団の活動にご賛同いただける企業などからの寄付も心よりお願い申し上げます。共同でゲーム文化の振興に寄与していきましょう。
代表理事の岡本吉起氏からは、昨年の応募数を振り返り、大変嬉しく思っているとのコメントが寄せられています。若手クリエイターによる素晴らしいゲーム体験を生み出すための施策として、皆様の挑戦を応援することを約束しています。