Green Carbonの挑戦
2026-03-25 10:04:57

カンボジア初のAWD導入プロジェクトを承認したGreen Carbonの挑戦

カンボジア初のAWD導入プロジェクトを承認したGreen Carbonの挑戦



Green Carbon株式会社は、カンボジア北西部バッタンバン州で間断灌漑(AWD)を導入し、水田におけるメタンガス削減を目指すプロジェクトの考案書(PIN)を、日本とカンボジアの二国間クレジット制度(JCM)に提出し、正式に承認を受けました。このプロジェクトは、カンボジアにおいて最初の試みであり、持続可能な農業を通じての環境保護に寄与することが期待されています。

AWD導入の背景と目的


AWD方式は、水田の水位を観察し、数日おきに入水と自然乾燥を繰り返す農業手法です。この方法により、連続的な水の流入に比べて水の使用量を大幅に減らすことができます。この技術は水資源の保全にも寄与し、さらにはメタンガスの排出削減にも有効です。Green Carbonは、国内最大規模のネイチャーベースカーボンクレジットを創出・販売する企業であり、JIRCASと協力してこのプロジェクトの実現を目指しています。

JCM方法論の承認


2024年4月から始まるこのプロジェクトでは、JIRCASが研究をリードし、王立農業大学(RUA)との共同研究が進行予定です。Green Carbonは、10年間で約1000万トンのカーボンクレジットを創出する計画を立てています。このプロジェクトは、日本企業によるカンボジアでの初めての取り組みとして、持続可能な農業と環境保護の両立を示すものになるでしょう。

プロジェクトの具体的な進行


AWDによる水田の管理を通じて、農家と連携したプロジェクトが進行中です。2025年の雨季には約1,089.66ヘクタールでの実施が予定されており、386名の地元農家が協力しています。パイロットフェーズを終え、Green Carbonは最大100,000ヘクタール規模にプロジェクトを拡大するつもりです。これにより、カンボジアの米産業におけるメタンガスの排出削減にも大きく寄与すると期待されています。

現地との連携と体制


このプロジェクトは、カンボジアの現地関係者との連携によって推進されています。Green Carbonは、プロジェクト全体の管理を行い、AWD技術の導入やモニタリングを担当。カンボジアの王立農業大学は、メタンガスの測定等科学的な信頼性の確保を担います。また、農業資材を扱うSeeds and Feed Co., Ltd.が現地の農家の動員や技術指導を行うことで、プロジェクトの円滑な進行を支援しています。

持続可能な農業の展望


Green Carbonは、初の日本企業としてカンボジアでAWDを導入するこのプロジェクトを通じ、農家の安定した収入源となることを目指します。また、環境課題解決への貢献も視野に入れています。承認を受けたことで、さらなる拡大へ向けた準備も進めており、農業の持続可能な開発に寄与するプロジェクトとして注目されています。

このプロジェクトにより、生産者の収入改善と環境の保護が実現できることが期待されており、カンボジアにおける持続可能な農業モデルの確立を目指します。Green Carbonの活動は、国際的に高く評価され、他国にも広がる可能性があります。本プロジェクトは、カーボンクレジットの創出にとどまらず、成長し続ける現地の農業コミュニティに新たな希望を提供することになるでしょう。


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会社情報

会社名
Green Carbon株式会社
住所
東京都千代田区麹町2-3-2半蔵門PREX North 9F
電話番号
080-7307-8597

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