日本全国で盛り上がった「WORLD CLEANUP DAY 2025」報告と授賞の模様

「WORLD CLEANUP DAY 2025」報告会開催のご報告

2025年11月22日（土）、NPO法人WORLD CLEANUP DAY JAPAN（以下、WCD Japan）主催による「WORLD CLEANUP DAY 2025 報告会＆授賞式」が、株式会社グローバルプロデュース TOWN HALL（東京都渋谷区神宮前）及びオンラインのハイブリッド形式で開催されました。このイベントでは、2025年9月20日に実施された「ワールド・クリーンアップ・デイ（WCD）」の成果と共に、特に顕著な貢献をした団体に授与される賞の発表が行われました。

開催の背景と目的

「WORLD CLEANUP DAY」は、世界中で毎年9月20日に地球の清掃活動を一斉に行う国際的なイベントです。2025年度は「ひとつ拾えば、世界とつながる」というテーマを掲げ、日本国内でも多くの国民が参加しました。国連加盟国の90%以上がこの運動に賛同しており、WCD Japanはその一環として活動しています。本報告会は、各地で実施されたクリーン活動の成果を共有し、地域社会や環境保全に寄与する参加団体を称えることを目的としています。

2025年度日本国内活動実績

本年度は、様々な個人、企業、団体、学校が参加し、以下の実績が得られました。

- 参加人数: 30,294名
- ゴミ回収量: 合計32.4トン

- 可燃ごみ: 約26.8トン（11,913袋）
- 不燃ごみ: 約5.6トン（2,505袋）

この数値は、全国でのクリーンアップ活動の成果を物語っています。多くの参加者が地元の環境の美化に寄与し、地域社会が一体となった取り組みが評価されるべきです。

授賞式の受賞団体

報告会では、特に際立った活動を行った団体に対し、以下の賞が授与されました。

- モビライズ賞: 企業部門

- りそなグループ、株式会社パソナグループ、武蔵塗料ホールディングス株式会社、フィリップモリスジャパン合同会社、理研計器株式会社、株式会社NTTネクシア
- 団体部門: 吉富町、兵庫県、NPO法人海さくら、他
- 学校・教育機関: セリオグループ、東進ランゲージスクール

- メディアインパクト賞: 株式会社ノースサンド
- エンゲージメント賞: パトラン東京、poc_act、静岡便教会
- クリエイティブアクション賞: あいレンジャー、海をまもろう。
- ローカルインパクト賞: 株式会社神戸マツダ、株式会社モスフードサービス
- ネクストジェネレーション賞: 成蹊中学・高等学校、女子聖学院ecomame
- インフルエンス賞: NPO法人ゆいむすび実行委員会、千葉愛の教会
- スペシャルサンクス賞: PIRIKA、BLUE SHIP、株式会社グローバルプロデュース

これらの団体は、単に清掃活動に参加するだけでなく、地域社会や環境問題についての啓発にも貢献した実績を持っています。

参加と視聴方法

本報告会は、会場参加の他にZoomを利用したオンライン形式でも行われ、全国の関心の高い方々が共に参加することができました。

まとめ

2025年度の「WORLD CLEANUP DAY」は、多くの参加者の力によって成功裏に終わり、地域社会の環境意識を高める貴重な機会となりました。来年度以降も、さらなる活動の活性化を目指して、引き続き啓発活動を行っていくことが求められます。具体的には、持続可能な地域を目指し、さらなる参加者の増加と地域間の連携を強化していく必要があります。環境保護において、ひとりひとりの小さな行動が大きな変化を生むことを、私たちは忘れてはなりません。