ラジオDXアライアンス設立
2024-09-18 10:38:00

ラジオマーケティングの新時代を切り開くフラッグとTOKYO FMの連携

ラジオマーケティングの新時代を切り開く



最近、日本のラジオ業界において注目すべき動きがありました。株式会社フラッグと株式会社エフエム東京(TOKYO FM)が資本業務提携を結び、新たに株式会社ラジオDXアライアンス(RDA)を設立することが発表されたのです。この新会社は、ラジオ業界のデジタル化を推進し、今後のマーケティング手法を革新する目的で2024年10月1日に運営を開始します。

設立の背景



近年、デジタル広告の重要性が高まる中、日本の総広告費は過去最高を記録しました。その勢いを受け、特にインターネット広告が堅調に成長し、動画広告やデジタル販促が注目されています。この流れの中で、TOKYO FMは放送収入に加え、デジタル収入をもう一つの収益基盤として確立しようとしています。それに伴い、フラッグとのパートナーシップを強化し、新たなマーケティングサービスを開発・提供することを目指しています。

RDAの取り組み



1. デジタル広告の企画・開発


新会社は、ラジオ番組を動画コンテンツに変換し、様々なメディアで配信することを計画しています。これにより、ラジオだけでは届かない新たなターゲットにアプローチし、広告メディアの幅を広げることができるのです。特に、クライアントにとって有利なコストメリットをもたらし、効果的なマーケティングが期待されます。

2. Podcast市場向けの音声コンテンツの開発


ラジオ番組の制作で蓄積したノウハウと、アーティストとの強力なネットワークを活かし、Podcast市場向けの新たな音声コンテンツの開発にも力を入れます。また、地上波とPodcastのシナジーを最大限に活かす施策を推進します。

3. データを活用したデジタル広告の開発


RDAは、radikoの聴取データやウェブサイトの訪問データを活用した新たなデジタル広告商材を開発します。これにより、ターゲット層に対する精確なリーチが可能になるだけでなく、ラジオ媒体の特性を活かした広告展開が実現されるのです。

役員の紹介


新会社の代表取締役社長には常盤一赳氏が就任しました。彼はTOKYO FMでの豊富な経験を元に、ラジオ業界の進化を引っ張る存在を目指しています。さらに、フラッグの代表取締役である久保浩章氏や、TOKYO FM取締役の唐島夏生氏も重要な役割を果たします。

結論



株式会社ラジオDXアライアンスの設立は、日本のラジオマーケティングにおける新たな挑戦を象徴しています。デジタル技術を活用した革新的なマーケティングサービスの展開により、ラジオ広告の可能性を一層広げることが期待されます。今後の動向に、大いに注目が集まることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社フラッグ
住所
東京都渋谷区東1-29-3渋谷ブリッジ6F
電話番号
03-5774-6398

トピックス(IT)

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