日本のクラシック音楽の未来を考えるセミナー
音楽ビジネスの進展と共に、私たちのクラシック音楽はどのように生き残ることができるのか。2025年5月31日(土)13:30から、音楽プロデューサーで文筆家の渋谷ゆう子氏が講師を務めるオンライン講座が開催されます。今回のテーマは「歴史から問う音楽ビジネスの未来~日本のクラシックは生き残れるか」という興味深いものです。
この講座では、『揺らぐ日本のクラシック』(NHK出版)の著者である渋谷氏が、日本のクラシック音楽の現在の状況と、海を越えたオーストリア、ドイツ、アメリカの音楽文化の事例を交えながら、今後の可能性について探ります。具体的なデータや成功事例を元に、収益が低迷するコンサートや助成金に依存したオーケストラ運営の現状、地域間での音楽への接し方の格差についても論じる予定です。
東京オリンピックや大型コンサート、中小規模の地域イベントを通じて、多くの人々が音楽に触れる機会が増えている一方で、クラシック音楽の生き残りは依然として難航しています。渋谷氏の分析を通じて、我々はどのように次代に「灯」を繋げていくことができるのか、一緒に考える機会になります。見逃し配信も可能なので、都合がつかない方でも受講できる配慮もされています。
講座の参加希望者は、事前の登録が必要で、受講料は3,300円です。登録は、NHKカルチャーの公式サイトから行えます。
講師プロフィール
渋谷ゆう子は、音楽プロデューサーとして多方面で活動している人物です。彼女は、オーストリアのウィーン・フィルを始めとするクラシック音楽の音源制作やコンサートの企画運営に携わっており、さらに著名な書物も数多く執筆しています。主な著書には、『ウィーン・フィルの哲学』や『生活はクラシック音楽でできている』などがあります。
サロン詳細
- - 日程: 2025年5月31日(土)
- - 時間: 13:30~15:00
- - 形式: オンライン(見逃し配信あり)
- - 受講料: 3,300円
- - 主催: NHKカルチャーセンター浜松教室
ぜひ、渋谷氏と共に日本のクラシック音楽の未来について、深い知見を得る機会に参加してみてはいかがでしょうか。