御正忌報恩講の魅力
2025-12-24 10:05:29

西本願寺で開催される重要な法要、御正忌報恩講の魅力と体験

西本願寺の御正忌報恩講法要



西本願寺において、浄土真宗の宗祖である親鸞聖人を偲ぶ重要な法要「御正忌報恩講」が2026年1月9日から16日までの間に開催されます。この法要は、親鸞聖人が亡くなった日を記念し、その教えと人生を振り返るためのもので、1年間で最も重要とされています。

御正忌報恩講の歴史



御正忌報恩講の起源は1294年に遡ります。本願寺の第三代覚如上人によって、親鸞聖人の33回忌の法要が行われ、その際に捧げられた『報恩講私記』によって、親鸞聖人への感謝が表現されました。それ以来、この法要は西本願寺で大切に受け継がれ、毎年多くの参拝者が集まります。

法要のスケジュールと内容



法要は1週間にわたり行われ、その内容は非常に多岐にわたります。特に注目すべきは、期間中に開催される精進料理のお斎(とき)です。10日から15日までの間に、国宝の書院「鴻之間」で150年以上の伝統を持つ老舗の精進料理屋「矢尾治」によって提供される料理です。この精進料理は、動物性の食材を一切使用せず、一汁五菜を基本としたもので、京野菜の聖護院大根や湯葉の炊き合わせ、柴漬けなど、京都の味を存分に楽しめます。なお、予約が必要なため、早めの申し込みをお勧めします。

通夜布教の魅力



また、法要のクライマックスともいえる「通夜布教」は、親鸞聖人のご逝去前夜に由来するもので、15日の夜から16日早朝にかけて、13名の僧侶による法話が行われます。この法話は、聞法会館の総会所および多目的ホールの2会場で同時進行し、インターネット配信も行われるため、遠方の方も参拝が可能です。

地域貢献イベントも



法要の期間中には、被災地支援の物産展や奉讃演奏会など、地域貢献を目的としたさまざまな催しも計画されています。法要はどなたでも参拝可能で、初めての方も気軽に参加できるイベントです。国宝の写しや伝統的な行事を通じて、皆さんが親鸞聖人の教えを感じられる貴重な機会となることでしょう。

終わりに



御正忌報恩講法要は、親鸞聖人の教えを学び、心を浄化するための素晴らしい機会です。この機会にぜひ参拝を検討してみてはいかがでしょうか。さらに詳しい情報は、西本願寺の公式ウェブサイトやSNSで随時更新されていますので、チェックしてみてください。


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会社情報

会社名
宗教法人 本願寺
住所
京都府京都市下京区堀川通花屋町下る本願寺門前町
電話番号
075-371-5181

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