自治体四季報の誕生
2020-11-06 11:00:29
自治体の真の実力を知る新サイト「自治体四季報」が登場!
政策から生まれた新たなプラットフォーム「自治体四季報」
近年、ふるさと納税が注目されていますが、その実態には問題が存在します。多くの自治体が高額な返礼品を競い合う姿は、本来の趣旨からは逸脱しているのではないでしょうか。これを受け、株式会社コウダプロは、この動向を変えるために「自治体四季報」を立ち上げました。本記事では、この新しいサービスの詳細や目的、背後にある背景についてお伝えします。
「自治体四季報」の創設背景
ふるさと納税は、自分の故郷や縁のある地域へ寄付ができる仕組みです。その仕組みの根底には、地域への愛や支援の動機が存在します。しかしながら、現在はその目的が返礼品の豪華さにシフトしがちです。この現状を悩んでいた我々は、自治体の運営能力や評価基準をしっかりと可視化し、寄付者が自らの意志で選べるシステムを提供したいと考えました。
「自治体四季報」では全国1,741の自治体を対象に、住民の幸福を実現する力、つまり自治体の経営力を評価しました。これにより、住民をどれだけ幸せにできるか、自治体の持続的な運営がどれほど可能かを見える化しています。
自治体の評価基準
「優秀自治体総合ランキング」は、総務省が公開しているデータを基に、人口増減率や地方税収の増減率などの5つの指標を用いて独自のアルゴリズムで算出しています。このサイトを通じて、利用者は普段は難しい自治体の決算情報を簡単に理解することができるのです。例えば、各自治体の拡大や縮小を示す人口動態や財政状況が一目でわかるため、より良い寄付先選びが行えます。
宮城県大和町の反響
このサービスの発表後、宮城県大和町の浅野町長は、「優秀自治体総合ランキング」での1位に大変喜ばしいとのコメントを発表しました。彼は大和町の自然環境や企業進出の状況など、町の様々な魅力をアピールしつつ、今後も町づくりに尽力していくことを約束しました。
今後の展望
「自治体四季報」の未来には、さまざまな機能が追加される予定です。ふるさと納税のサイトとの連携、自治体職員のコメントやコラムの掲載など、さらなる情報提供が可能になります。これにより、利用者が多角的に自治体を理解できるようになります。
制作の背景
「自治体四季報」の背景には著者自身の経験があります。彼は元々政治にはあまり興味がなかったものの、ふるさと納税の制度に魅了され、より多くの寄付先を選ぶ中で、返礼品に左右されず、真の評価をする基準が必要だと感じていました。この想いが形となったのが「自治体四季報」です。
まとめ
「自治体四季報」は、自治体の経営をより理解し、寄付者が選びやすくするための新しいサービスです。今後の展開が楽しみであり、地域の発展に寄与することが期待されています。あなたもこのサイトを訪れ、自分の寄付先を見直してみてはいかがでしょうか。
会社情報
- 会社名
-
株式会社コウダプロ
- 住所
- 福岡県福岡市中央区渡辺通4丁目6-20星野ビル7階
- 電話番号
-
092-791-5081