JVCケンウッド、新たな4Kプロジェクターを発表
JVCケンウッドが2024年6月に新たな4K対応プロジェクター「DLA-Z7」と「DLA-Z5」をリリースしました。この新モデルは、映像市場での4K/HDRコンテンツの普及に応え、さらなる映像体験を提供します。
デザインと機能性の革新
新しい「DLA-Z7」と「DLA-Z5」は、そのサイズを大幅に縮小し、ネイティブ4K対応プロジェクターとして世界最小のサイズを実現しています。従来モデルと比較して、約35%の体積削減を達成しており、設置の自由度が増しています。このコンパクトなデザインで、ホームシアターの設置も容易になりました。
特別設計の大口径80mmフル電動レンズが搭載されており、このレンズは11群15枚から構成されているため、4K高解像度を忠実に再現します。さらに、上下70%、左右28%の広いシフト範囲を確保し、約3メートルの距離から100インチまで、大画面を映し出すことが可能です。
優れた映像品質
両モデルには、独自のレーザー光源技術「BLU-Escent」が採用されており、「DLA-Z7」は2,300lm、「DLA-Z5」は2,000lmの高輝度を誇ります。これにより、約20,000時間の光源寿命を実現し、長期間にわたり、高品質の映像を提供します。特に「DLA-Z7」には第三世代0.69型ネイティブ4K「D-ILA」デバイスが搭載されており、ネイティブコントラストは驚異の80,000:1。この高コントラストにより、黒の表現力が向上し、よりリアルな映像表現が可能になっています。
HDR映像技術
この新モデルは、第二世代「Frame Adapt HDR」機能を搭載しており、明るいシーンでも詳細を再現することができます。これにより、ダイナミックレンジが広がり、より色鮮やかな映像を楽しむことができます。また、暗部表現を強化する「Deep Black Tone Control」機能も統合されており、より深い黒色を映し出すことができます。これによって、映画やドキュメンタリーをより忠実に表現でき、全体的な没入感が大幅に向上します。
環境への配慮
また、JVCケンウッドは環境にも配慮し、本体の小型化により消費電力を約33%削減。梱包やプラスチック使用量も大幅に減少しており、製造から輸送、廃棄までの全過程で環境負荷軽減に貢献しています。
最後に
「DLA-Z7」と「DLA-Z5」のリリースにより、JVCケンウッドはホームプロジェクターのラインアップを強化し、超高精細映像を求めるハイエンドユーザーだけでなく、4K/HDRコンテンツを高画質で楽しみたいミドルおよびエントリーユーザーのニーズにも応えています。これからの映像体験が、より一層豊かになることを期待しています。
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