パプアニューギニア地滑り支援
2024-07-08 13:50:47

日本政府、パプアニューギニア地滑り被災地に100万米ドルの緊急支援を実施 - UNICEFへ無償資金協力を供与

日本政府、パプアニューギニア地滑り被災地に緊急支援を実施 - UNICEFへ100万米ドルの無償資金協力を供与



2024年5月、パプアニューギニア・エンガ州で発生した壊滅的な地滑り。この災害は、多くの地域住民に深刻な影響を与え、特に子どもたちの安全と健康が脅かされました。

日本政府は、この事態を受けて、被災したコミュニティの緊急ニーズに対応するため、国連児童基金(UNICEF)に100万米ドルの緊急無償資金協力を供与することを決定しました。この資金は、UNICEFが実施する水と衛生に関する支援に活用されます。

被災地への支援内容



今回の資金協力により、UNICEFは、被災地の住民、特に子どもたちに対して、以下のような支援を行う予定です。

衛生キット、生理用品、浄水剤、貯水タンクなどの配布
避難所、学校、保健センター、ケアセンターの給水システム、トイレ、手洗い設備の修復と改善
* 家庭やコミュニティレベルでの衛生啓発キャンペーンの実施

これらの活動を通じて、被災地の住民が安全な水と衛生設備にアクセスできるようになり、水媒介感染症の予防にも役立ちます。

国際的な連帯と復興への支援



日本政府は、今回の支援が、被災地の人々の生活再建に貢献し、人命救助、被害の軽減、人間の尊厳の維持につながると期待しています。また、この支援は、国際的な連帯の重要性を示すものであり、今後も、パプアニューギニア政府や人々との連携を強化し、被災地の復興を支援していくとのことです。

UNICEFパプアニューギニア事務所代表のアンジェラ・カーニー氏は、日本の支援に対し感謝の意を表し、「この資金協力により、地滑りの影響を受けた何千人もの子どもたちと家族に、命を守る支援を行うことができます。UNICEFは、最もぜい弱な人々が必要な支援を受けられるようにするため、パートナーと協力して活動に力を尽くしていきます。」と述べています。

UNICEFについて



国連児童基金(UNICEF)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190以上の国と地域で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。

UNICEFの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています。

UNICEF東京事務所



UNICEF東京事務所は、ニューヨーク本部直轄の国連機関事務所として、日本政府からの政府開発援助(ODA)による資金協力や、国会議員、国際協力機構(JICA)、非政府組織(NGO)等との連携を促進しています。

UNICEF東京事務所ウェブサイト


画像1

関連リンク

サードペディア百科事典: UNICEF パプアニューギニア 地滑り

Wiki3: UNICEF パプアニューギニア 地滑り

トピックス(国際)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。