国連代表来日
2025-08-04 21:36:27

国連ユニタール総代表が初の来日、万博視察と広島訪問

国連ユニタール総代表が来日



国連事務次長補であり、国連訓練調査研究所(ユニタール)総代表のミシェル・ジャイルズ=マクドノー氏が、2023年8月3日に日本を訪れました。これは彼が今年の2月に就任して以来、初めての来日となります。彼の訪問先の一つは、関西で開催されている大阪万博です。

大阪万博での視察とイベント



ジャイルズ=マクドノー総代表は、大阪万博において、国連パビリオンで開催された「国連キャリアデー」イベントに参加し、基調講演を行いました。この講演では、国連機関の役割と、国境を越えた共通の課題に取り組むことの重要性について話しました。特に、国連でキャリアを築く若者に対して挑戦を後押しし、専門性を磨くことの意義を強調しました。

続いて、国連ユニタールが主催した「シニア世代の力を未来へ」というイベントが行われ、現代の高齢化社会の課題に焦点を当てたトークショーが開催されました。大阪大学の坂田教授や、株式会社パソナグループの南部氏が登壇し、日本における高齢化社会の現状や、それに対応する取り組みについて意見を交わしました。このイベントは、高齢世代が社会に参加し続けられるような持続可能な経済社会の実現に向けたもので、あらゆる世代が共存できる社会を目指すものです。

また、国連ユニタールは株式会社パソナグループとの間で、新たな覚書を締結し、持続可能な成長に向けた協力を強化することを合意しました。

広島訪問



ジャイルズ=マクドノー総代表の訪問はこれだけにとどまりません。彼は、8月5日から6日にかけて広島を訪問し、原爆投下から80年となる記念式典に参加する予定です。5日には広島平和記念資料館を訪れ、広島県の知事や議会の議長とも会談する計画です。そして、6日には、広島の平和記念式典に出席し、広島市長との会談も行う予定です。

さらに、同日に予定されている国際平和のためのユース対話イベントにも参加します。このイベントは、被爆から80年を迎える広島を舞台に、核兵器廃絶や平和の実現を議題にしています。広島の高校生たちと共に、次世代が平和への新たな道を提案する対話が行われる予定です。このように、彼の活動は、国際的な平和の重要性を広め、若者たちの意見を積極的に取り入れるものとなるでしょう。

東京訪問



広島訪問後、ジャイルズ=マクドノー総代表は、8月7日から8日にかけて東京を訪れ、外務省への表敬訪問も計画されています。このような彼の行動は、国連の活動を日本での国際関係強化とともに進めていくための重要な一歩とされており、さまざまな分野での連携が期待されています。

このように、ミシェル・ジャイルズ=マクドノー総代表の来日は、日本国内の国際ダイアログの促進や、平和の維持に向けた重要なメッセージを発信する機会となるでしょう。


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会社情報

会社名
国連訓練調査研究所(ユニタール)広島事務所
住所
広島県広島市中区中島町3番25号ニッセイ平和公園ビル8階
電話番号
082-236-3808

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