新発売！HPローションが乾燥性皮ふ炎治療に新たな救世主として登場

乾燥性皮ふ炎治療薬「HPローション」新発売

ノバルティスファーマ株式会社は、OTC医薬品「HPローション」を8月25日から全国の薬局や薬店で販売開始します。この製品は、乾燥性皮ふ炎の治療に特化した新しい形の製品です。主成分は「ヘパリン類似物質」で、これは保湿、血行促進、抗炎症の3つの作用を持ち、荒れた肌を健康的でうるおいのある状態に戻す効果があります。

「HPローション」は、皮ふのバリア機能を強化することで、乾燥による肌トラブルを緩和します。特に、外的刺激に敏感な状態の皮ふや小さい子供の肌にも使用できるよう、刺激を少なく設計されています。さらっとした感触でべたつかず、広い範囲にもスムーズに塗布できるローションタイプです。

皮膚の乾燥問題とその影響

日本では、エアコンの普及や住宅の気密化、加齢といった要因が影響し、多くの人が肌の乾燥に悩んでいます。実際、成人の約1/3が乾燥性皮ふの問題を抱えているとの調査結果もあります。このような状況を受け、ノバルティスは「HP」シリーズの新しい選択肢として、「HPローション」の開発に至りました。

従来の「HPクリーム」と同様に、ヘパリン類似物質は50年以上前から医療現場で多く使用されており、今回の新製品はその知見を活かしたものです。クリームと異なり、ローションは夏場や汗ばむ時期にも使いやすく、疾患予防の観点からも重要な役割を果たします。

HPローションの具体的な作用

「HPローション」は以下の3つの作用を持っています:

1. 保湿作用: 皮ふが失った水分を保持し、バリア機能を改善します。
2. 血行促進作用: 血流を改善し、皮ふの自然治癒力を引き出します。
3. 抗炎症作用: 肌荒れや炎症を抑え、健康的な状態へと改善します。

これらの作用により、手指やひじ、かかと、さらには小児の乾燥性皮ふなど、様々な肌トラブルに対応可能です。また、使用方法も簡単で、1日に1回から数回、適量を患部に塗布するだけで効果が期待できます。