再エネスタートアップ・アスソラ、未来の電力を切り拓くインタビュー公開

アスソラの取り組みと未来を語る

再生可能エネルギー事業に取り組む株式会社アスソラは、2025年から事業開発を担う取締役・今田稔氏のインタビュー記事を公開しました。アスソラの目指すミッションは、「再生可能エネルギーのフル活用」です。長年の業界経験を持つ今田氏がどのようにこのミッションを実現していくのかについて深掘りしています。

再エネ開発の先にあるビジョン

今田氏は、再生可能エネルギーの中でも特に太陽光に注力している理由を「太陽光は場所を選ばず電力を生成できる優れた発電方式である」と説明しています。日本の資源は限界があり、地域ごとにその資源を循環させる仕組みが必要だと彼は考えています。

「アスソラでの再エネ開発を通じて、持続可能な社会を構築したい」と語る今田氏の姿勢は、長年の経験から培われたものです。これからの再エネ業界において、「その先」を見据えることがますます重要視されています。

アスソラの事業展開

アスソラは、太陽光を中心に、電力供給や再エネ事業の開発を行っています。特にコーポレートPPA（Power Purchase Agreement）を通じて、脱炭素化を推進する企業にクリーンな電力を供給しています。現在、第1号案件として東北電力とのコーポレートPPAが進行中で、その電力はNTTドコモに提供されています。

また、アスソラは「再エネのフル活用」を実現するため、系統用蓄電池事業にも取り組んでいます。限られた資源を最大限に活用し、経済的に自立した再エネ事業の構築に向け、実直に努力している企業です。

脱炭素社会を目指す

脱炭素社会やカーボンニュートラルの実現は、世界的な課題であり、企業の再エネ導入が進んでいます。アスソラは、電力需要家と協力して新たな再エネ発電所を設置し、再生可能エネルギーの拡大に貢献しています。彼らの事業は、電力調達における「追加性」を持つものであり、事業拡大を実現するための鍵となります。

今後の取り組み

アスソラは農地上部に太陽光発電設備を設置し、発電と農業の両立を図る「営農型太陽光」(ソーラーシェアリング)にも積極的に取り組む方針です。この活動を通じて、地域の活性化や農業の発展にも寄与したいと考えています。また、発電量の変動に対応するため、電力消費と再エネ発電量を考慮し、系統用蓄電池事業の構築にも力を入れています。