#隈研吾 #ASIA FASHION AWARD #猪子寿之

今年、アジアの未来創造に貢献した方々を称える「ASIA FASHION AWARD 2018」セレモニーが開催されました。今回の受賞者には、著名な建築家・隈研吾氏、アート集団チームラボ代表の猪子寿之氏、及びレストラン「MUME」のシェフであるリッチー・リン氏の3名が名を連ねています。このイベントは、アジアの文化の向上や発展に寄与する人物への感謝の意を表するために企画されました。

隈研吾氏は、伝統と近代技術の融合を追求し、特に新国立競技場や品川新駅などの設計で知られています。彼は、木を多用した美しいデザインの作品を通じて、国際的にも認められた建築家です。また、アジアにおいても「三里屯SOHO」や「虹口SOHO」などのプロジェクトを手がけており、文化的な交流を促進しています。隈氏はビデオレターにて喜びを語り、アジアにおける建築の未来についての思いを共有しました。

次に、猪子寿之氏が表彰を受けました。彼が代表を務めるチームラボは、デジタルアートの分野で革新的であり、東京の「森ビル デジタルアート ミュージアム」で毎月多くの外国人客を魅了しています。彼はアートとテクノロジーを組み合わせ、新たな体験を提供することによって、国内外から多くの支持を得ています。贈呈式では、モデルのリン・チーリン氏がトロフィーを手渡し、「子どもに戻ったような楽しさを体験できる」と高く評価しました。

最後に、リッチー・リン氏が受賞した際には、俳優の木村拓哉氏がトロフィーを贈呈し、「アジアを一つにする料理を作り続けて欲しい」と、彼の料理への情熱を称えました。リッチー氏は、台湾の食材を主軸に、異文化から得た技術を取り入れることで、新しい欧州料理に挑戦しています。また、「MUME」は「アジアのベストレストラン50」にも名を連ね、国際的にも評価されています。

このように、ASIA FASHION AWARDは単なるアワードイベントではなく、アジアの未来を見据えた文化の発信の場ともなっています。3年目の今年も、未来に向けた熱いメッセージが込められており、アジアのクリエイティブな才能たちが集結しました。

セレモニーは12月1日に台北の中正紀念堂で開催され、参加者は音楽やアート、服飾、食、テクノロジーといった複数の文化が交差する瞬間を体験しました。このイベントを通じて、アジアが未来に向けてどのように進化し続けるかを示す力強いメッセージが発信されました。

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